経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年9月24日

アーユーボワン!

コロンボ市内では、朝と夕方の渋滞時間は
信号を止めて警察官が手信号で交通整理。

それもどうかと日々思っているわけですが、
今朝はその時間帯にザァーっと通り雨。

そうしましたら、
交通整理係の警察官は、、、

オマエだよ!!!

雨やどりかい!!!
さっきまで交差点の真ん中に
いましたわよね、アナタ。

で、、、交差点ではお車さんたちが
あっちとこっちから頭の入れ合いで
ワチャワチャに。

責任感のなさっちゅうか、
なんのためにその任務を
与えられているんだい、君は???

大統領、怒るよな。。。
二宮金次郎像と道徳の教科書が必要
ではないかと考えたコロンボから、
今日もお伝えします。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 3,324人(前日比 12人増)、死者 13人(増減なし)。

スリランカのビジネスニュース

9月23日(水)、短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
半分以下の 191億ルピー(約 115億円)
のみの落札。いずれの満期ものも
利回りは先週と同率での落札。

<利回り>
3か月もの:4.51%、6か月もの:4.64%、12か月もの:4.88%

SNS上に公開された政府文書によると、
大統領が交通省に対し、JICA支援による
コロンボ鉄道交通LRTプロジェクトの
即時中止を指示。

大統領府長官が交通省長官に
出した書簡で、LRTプロジェクトは
「非常にコストが高く、コロンボの
都市交通インフラにおいて費用対効果の
高い交通ソリューションではない」とし、
大統領がプロジェクト事務所の
即時閉鎖を命じたと付け加えた。

ラナトゥンガ観光大臣は国会で、
観光産業の中小企業を支援するため
アジア開発銀行(ADB)から 1億米ドルの
好条件の融資を得るべく交渉中だと述べた。

大統領の出席のもと、閣僚級の会議
となる輸出開発評議会(EDC)
を28年ぶりに開催。
コロナ危機後の経済変革を進める
国家輸出戦略(NES)と合わせ、
輸出促進へ問題の解決を議論。

・過去数十年にわたり輸出は増加しているが、GDP比での輸出額は増加していない。
 これに対するEDCのイニシアチブとして、工業用原材料への追加関税の撤廃、輸出報奨制度の導入、迅速な問題対処のための貿易円滑化委員会の任命、貿易円滑化促進へのワンストップ施設設置、全土での輸出加工地促進などを開始。
 輸出報奨金制度は2020年10月〜21年3月に適用し、前年同期比での輸出増加額に対し、中小企業輸出者は3.5%、大企業輸出者は2%を支給。EDBが近日中に正式発表を予定。

【大統領の発言】
・これまでに署名された国際貿易協定にはスリランカに好ましくないものも多く、建設的かつ有益な方法で迅速に見直す必要がある。
・輸出促進への問題に迅速に対処するため、NESを見直し近代化する必要がある。
・世界での国内産品の販売促進と投資家誘致を各国大使館に指示。

・首相は、空港の拡充、ビジネスマンや投資家に魅力的な環境の整備が必要と指摘。
・バシル・ラージャパクサ 経済復興・貧困撲滅タスクフォース議長は、輸出業者の負担となる不要な規制を取り除くべきと強調。

エンジニアリング大手
Access Engineering PLC  の
共同創業者 ジョシュア社長インタビュー。

・2019年の建設産業の実質成長率は 4%で GDP 成長率を上回っており、建設産業はまだ成長段階にあると言える。
 コロナ危機は今年の上半期の建設量に大きな影響を与えるが、封じ込めへの 積極的な対策により、建設業界はすでに生産能力を回復。
・スキル労働者不足に対処するため、専門学校と提携した若者の訓練・育成の独自カリキュラムを開発。職業訓練当局による積極的な取組みを支援。

スリランカの住宅建設単価は、アジア地域内ではシンガポール・香港に次いで高い。
 原材料と労働力の高コストが主因であり、住宅建設コストの約60~75%を占める。材料費、土・砂・レンガなどの特定資材のライセンス・許可・輸送費、労働者の生産性不足が、コスト上昇の主な原因。
 建設活動の大半は西部州だが、資材や労働力のほとんどは他の州から調達・輸送する必要。スリランカ・ルピーの下落も輸入資材のコストに影響。
 河川砂の使用には採掘や輸送など多くの制約があり、岩石を主原料としたM砂(マニュファクチャードサンド)の採用を進めている。

Kida
Kida

原材料に関係するスリランカ
建設業界のコスト構造など
興味深い内容がチラホラと。
シンガポール・香港に次ぐって。
建設資材供給には担当の大臣も
つけてますし、開発の課題と
なっていることがわかります。

スリランカ自動車部品製造協会は、
政府が国内調達部品を使った自動車組立

産業を推進しようとしていると発表。

【協会トップの発言】
・国内製造の自動車部品は国際基準に適合する高品質品で、大手自動車メーカーのOEM製品として急速に認知度を高めている。政府は、自動車組立てにおいて、少なくとも30%の部品を国内調達品とするよう促進。
・2017年、協会はインドの協会と覚書を締結し、技術協力の強化やOEMパートナーを得る支援を受けたきた。インド協会は品質認証にも対応しており、スリランカ製造企業の世界の潜在的市場への参入を可能にしている。

シンガポールの投資業
Gazelle Asset Management (Pte) Ltd 社 が、
Carsons Cumberbatch グループが保有する
投資企業 Guardian Capital Partners PLC
の株式の 83.97% を購入。

対象株式は 2,169万株。
Gazelle 社 は事前合意日の
Guardian 社の純資産価値に
4,000万ルピー(約2,400万円)の
プレミアムを加えた金額を支払い。

電気通信規制当局は、
中国のモバイルアプリケーションが
脅威となる場合には、
スリランカは
必要な対応措置を取ると述べた。

・アメリカやインドなど、安全保障保障上の懸念を理由とした世界的な中国製モバイルアプリの禁止の流れに沿ったもの。
・一方、一部の国が中国製モバイルアプリに行動を起こしても、スリランカへの潜在的脅威が特定されるまでは、スリランカが追随する必要はないと付言。

Hilton Colombo 内のレストラン
Graze Kitchen で和食ランチをお届け!
9月27日(日)ランチタイムには
日本食ランチブッフェ!

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ステージ上でスープラ。
社長に向かってスープラ。

ストゥティ! (ありがとう!)

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