経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年8月29日

アーユーボワン!

9月7日(月)までの間、スリランカ、暑いってよ。
「トリンコマリー・アヌラーダプラなどを中心に
熱中症に注意しましょう」と。

でも、コロンボの暑さは日本よりマシかな。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,989人(前日比 5人増)、死者 12人(増減なし)。

スリランカのビジネスニュース

国会は、2020年 8月〜12月の間の
9,497億ルピー(約5,698億円)の支出と
大統領権限での早期支出を承認。

8月24日(月)〜28日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は下落。
25日(火)〜28日(金)の4日続落。

株式指数(ASPI)は 5,320.87。
前日比 0.2%、前週末比 1.1% の下落。

為替は、1米ドル = 186.30ルピー 。

お隣インドの為替。
インドルピーはほぼ半年ぶりの高水準まで上昇。
一時 1ドル = 73.28インドルピーを記録した後、
終値は 1ドル = 73.3
9インドルピーに。

中央銀行総裁は、
「開発国家」建設と直接融資の一環として、
中小企業向けに資金を提供する新たな開発銀行と
信用保証基金の設立を計画していると述べた。

Kida
Kida

中小企業向けの新銀行設立へ。
農業向けにも計画が
あるとかないとか。
資金、どっから持ってくるんやろ???

大統領は、魚など海産物関連品の
輸入にあてられる外貨のうち、
推定 5億米ドルの流出を防ぐよう
複数の計画の策定を提案。

・スリランカのGDPへの水産業の貢献度は1%。一方、魚・乾物・モルディブフィッシュ・缶詰を輸入。
・大統領は、国内海岸部と内陸の魚類用水槽網を活用し、国内漁業を外貨獲得の輸出産業に位置づけるべきと強調。
 また、乾物の輸入は国内生産が不可能なものに限るべきで、缶詰の国内需要を満たすよう増産するよう指示。

・観賞用魚の生産による輸出、淡水魚養殖で内陸部人口への食料供給、コールドチェーンを備えたトロール船建設と労働者訓練などを議論。
Ceylon Fisheries Corporation(水産公社)は深刻な財政危機にあり、漁業者や漁船に必要なサービスを提供できておらず、保有の大型冷凍庫は民間に貸し出されている状態と明らかに。

Kida
Kida

海洋国なんで、漁業資源は
活用したいですよね。
魚を獲るも良し、養殖も良し。
冷凍などで鮮度保持ができれば、
主要産業の可能性も。

インドの漁船が海域に
入ってくるので、
そこも政府はなんとかしたいと。

スリランカ輸出開発委員会(EDB) 会長が
在スリランカ中国大使館と
両国間貿易促進を協議。
両国間の自由貿易協定(FTA)交渉の活性化を強調。

ガムラト・マハウェリ地区・運河・定住インフラ開発担当大臣は、
マハウェリ地区で 1万ha 規模での
トウモロコシ栽培計画を進めると述べた。

・大臣は、政府による非必需食料品の輸入停止決定により、多品種の作物栽培が進められており、トウモロコシはマハウェリ地区 1万ha で栽培すると述べた。
トウモロコシの国内年間需要量は50万トン。大臣は、その10%の生産をマハウェリ地区に期待。
 なお、国内年間生産量は25万トン。

*マハウェリ川はスリランカ東部を流れる国内最長河川。大臣はその流域開発を担当。

8月17日に発生した大規模停電につき、
中間報告書は、セイロン電力公社(CEB) が
過去の調査報告書の推奨事項を実施しておらず、
メンテナンス手順の問題や大きな怠慢があったと非難。

・定期メンテナンス後、管理者が変電所のアイソレータのスイッチを誤って入れたため、ショートが発生。
 その後の復旧作業中、グリッドでは7回のトラブルが発生。
中間報告書は、「明確なメンテナンス手順が存在しない」と指摘。
中間報告書はまた、配電システム一部セクションの遮断機の作動、大規模太陽光発電電力の流入が原因の可能性があり、さらなる調査が必要と述べている。

Kida
Kida

「明確な手順なし」
での人為的ミス。
なかなかキツい。。。

一方で、系統切替なども含め
ほとんど手動で
自動化が進んでいない問題。

自動車輸入業者の業界団体は、
2020年3月から政府が課している
自動車輸入の禁止が続くなか、
1.0〜1.5万台の自動車在庫を保有しており、
向こう 6か月間の需要は満たせるが、
その後不足する可能性があると述べた。

また、自動車の価格は
100万ルピー(約60万円)程度
上昇しているとも述べた。

スリランカのポリティカルニュース

政府高官は、9月3日に与党 SLPP が
第20次憲法改正案を国会に提出予定と述べた。

同高官によれば、改正には、
第19次改正が憲法審議会に与えていた
政府高位ポストの任命権や変更権を
大統領に復活させる条項
も含まれている。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

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ストゥティ! (ありがとう!)

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