経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年6月14日

アーユーボワン!

第?回ロックダウン選手権、第24日。

ホント???
今アプリ見ても出てこないけどー。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者223,638人(前日比2,361人増)、
死者 2,203 人(前日比 67人増)。

人口100万人あたりの
コロナウィルス感染による死者率、
スリランカはインドを抜いて
世界2位らしい。
1位はブラジル。

スリランカのビジネスニュース

欧州議会によるEUへのスリランカ向け
特恵関税制度GSP+の一時的除外検討の
要請について、野党 UNP 党首の
ウィクラマシンハ前首相は、
スリランカがGSP+ へのアクセスを
失った場合、数千人が職を失い、
1米ドル=約300ルピーまで減価すると
ビデオ声明で警告。
【参考】2021年6月12日のニュース

国営銀行 Bank of Ceylon (BOC) が
国会議員向けの高級SUV自動車の
輸入を目的に信用状(L/C)を開設。
【参考】2021年5月25日のニュース

輸入制限を進める
中央銀行のラクシュマン総裁は、
「L/C 開設を中央銀行は承認しておらず、
BOC による開設は後から知らされた。
正当化は難しい問題だ」
と述べた。

SUVの購入にあたり、
・国会議員(選挙で選ばれた支配者層)は免税で購入
・国家公務員は減税された車を購入
・一般国民は古くからの課税システムで、車によっては300%近い税金を支払って購入

大統領は声明を発表。
燃料価格値上げ決定を説明、正当化。

今回の値上げは経済強化への戦略の重要な要素の一つ。国内銀行システム強化、低金利維持、外貨支出削減、為替強化が目的。 また、国民の健康と福祉を守り、輸入に依存する消費経済を国内生産による投資・消費経済に転換するための決定でもある。
・燃料価格値上げの主な理由は、ここ数か月間の世界的な原油価格の継続的な上昇。
・スリランカは燃料輸入に多額の外貨を支払うだけでなく、輸送サービスや発電、工場運営がこの輸入に依存している。
 2019年に石油輸入に支払われた外貨は36億米ドルにのぼる。1バレルあたり国際原油価格が、2019年の68.80米ドルから 20年に45.57米ドルに下がり、同年の外貨支出は23億米ドルに減少。しかし21年の原油価格は70米ドルを超え、外貨支出は約40億米ドルとなる見込みで、輸出による外貨収入の 1/3 に近い。
燃料のほか、種子、肥料、食料品、医薬品など輸入依存型の消費を、国内生産による消費に変えなければならない。

燃料価格値上げの責任を取って
与党 SLPP 幹部から辞任を要求された
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
値上げの決定は大統領と首相を含む
政府全体での決定であり、
これを批判する幹部は
大統領と首相を攻撃しており、
その幹部が辞任すべきだと述べた。
【参考】2021年6月13日のニュース

専門家は、燃料価格値上げにより
LPガスの値上げも避けられなくなった
と述べる。
【参考】2021年6月13日のニュース

Kida
Kida

記事中の
ガス価格推移の
グラフが参考に。

スリランカのポリティカルニュース

政府は、コロンボ沖合でのコンテナ船の
火災事故で影響を受けた沿岸の漁師に
5,000ルピー(約3,000円)の補償金の
支給を決定。

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