ニュースで知るスリランカ 〜 2020年4月27日

軟禁生活38日目。

スリランカでは人間と象が戦っているんです。毎年人間50人、象150匹の犠牲、ってなかなか。

そんな現場を福山雅治さんも広めてくれてたのね!
って、再放送の告知Twitterをみつけたのに、昨晩夜中に終わってたとこだった。。。

3時間でいい、こんな顔と髪型で生きてみたい。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 523人(前日比63人増)、死者 7人(増減なし)。
1日あたりの感染拡大数、最大を更新。

400人→500人の100人は、わずか2日で増加。感染ペースが加速度的にアップ。

出勤者は公共交通機関を利用するように、マスクをつけてソーシャルディスタンシングを確保して、
とのお達しでしたが、低リスク地域など現在運行しているバスはギュウギュウ。

スリランカのバスは、運転手と切符販売人が乗っていて、道ゆく市民にどんどん声がけ(営業)して乗客をパンパンにします。価格は乗車距離などによりますが、コロンボ市内だとそこそこ乗っても20ルピー(12円)程度で、一般市民には重要な足。

一方で、路線がムチャクチャ多岐にわたってて複雑だったり、長距離と短距離が入り乱れてたり、どこで止まるかわからんかったり、と、外国人にはハードルが高い。
そして、黒い煙の排気ガスは出しっ放し、大渋滞の原因、と、問題は大きいです。

バス業界は、所管官庁が中央・地方に複数あってその中でもいくつかあるので、改革は本当に難しい部類に入りますが、根本的な路線・ライセンス改革など、保健・交通・環境など複数の重大課題を改善する目玉改革を進める契機となると良いなと思います。

スリランカ通信大手 Dialog Axiata PLC 社 が、全国の病院に ICU設備の波及のため、2億ルピー(約1.2億円)を寄贈。

スリランカを含め医療体制の脆弱な途上国は、感染拡大防止に必死。
アフリカでの感染拡大が進んでいるようで、これはまずい。

スリランカのビジネスニュース

スリランカ中央銀行は、経済支援のため 2,400億ルピー(約1,440億円)の資金を銀行システムに注入、貨幣流通量を増加。資金需要が旺盛となる 4月の新年や 12月のフェスティバルシーズンには、毎年資金供給を増やしており、今回は コロナによる経済危機対策にこれを活用。インフレへの懸念は否定。

財務省高官は、国外・国内からの政府の債務の返済は順調と発表。
4月20日時点で国外向け返済が必要だった 13億米ドル(約1,390億円)を決済済。今年中に残り 32億米ドル(約3,424億円)の返済が必要だが、予定通り。債務不安の声への回答か。

中部ダンブッラの公設市場が、厳しい保健対策を課しながら再開。

地方の農業従事者にとっては、作物が育っても売り先がないとダメになるから、政府が推進する農業振興も流通・物流の体制があってこそ。
農家は売りたいのに売り先がない、消費者は自由に買うことができない、となった今、例えばオーガニックなど良いものを作ったらそれを求める消費者に直接売れるような、(市場を通さない)ダイレクトな流通・物流も広がってくる気がします。

スリランカ人の出稼ぎ先の上位は中東が占めています。(帯同家族も含めての数字ですが、)UAEに30万人、サウジアラビアに13.5万人、カタールに12万人、クウェートに10万人。
人口が2,000万人強なので、大きな数字。今年の海外からの送金額は、昨年(67億米ドル(約7,170億円)から 19%減少するだろう、と世界銀行は発表。失職・帰国せざるを得ない出稼ぎ者も多いはず。

スリランカは「送金経済」でもあり、海外への出稼ぎ者がたくさん働きに出ています。コロンボでも郊外の方を歩いていると、主にメイドでの海外(中東)出稼ぎ斡旋はよく目にしました。

不動産を中心に業界関係者の話を交えながら楽観的な記事も。
コロナ禍の影響は甚大も、スリランカ政府の保健・経済面への対処は迅速であった。長い目で見ればスリランカの不動産市場の見通しは明るく、今後2四半期以内に住宅用不動産の需要が増加すると予想され、特に人口がさほど多くない好立地の住宅開発に期待。うーん。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

許してあげようよ。。。小雪のがツボ。

軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

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