ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月10日

軟禁生活51日目。

軟禁生活も今日まで(のはず)。今日は大晦日みたいなモン。
明日から一体、何がOKで何がダメなのか、実はよくわかんないですけどね。。。

1970年に撮影された(らしい)、上空から見たコロンボ。
キレイな街。50年前にこんなに整備、発展してたのか、とびっくり。どこかで何かを間違えたのかな。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 847人(前日比12人増)、死者 9人(増減なし)。

在スリランカ日本大使館より、
5月14日(木):スリランカ航空が コロンボ発成田行 臨時便 を運行
との情報提供がありました。
日本への帰国をご希望の方は、スリランカ航空にご照会ください!

コロンボを管轄する西部州知事は、5月11日(月)から外出禁止が続いていたコロンボほか 4県のロックダウンを緩和、市民生活再開の段階に入る。労働者のうち 30%での運営を、厳格なソーシャルディスタンスのもとで行って欲しいと説明。

警察高官は、市民は必需品購入による外出時には、ID下一桁ルールを厳格に守るようにと言及。このルールは、出勤者以外全員に適用され、それ以外の市民はステイホームを継続。出勤者と必需品購入者は、電車・バスのほか自家用車の使用も可能。

明日5月11日(月)から、乗車人数を限定して通勤用電車を運行。
マスク着用、1m の距離確保、集合禁止、ツバ吐き・ポイ捨て禁止。

今週初めの市内への外出状況を見ると、すでに多くの人が外出しちゃっているので、「下一桁外出ルール」も有名無実の運用となる恐れがあるな、と個人的には思ってます。

外出禁止緩和後のルールについても、これまでに発表された内容との整合性がつかない内容や不明な点も多く(以下、木田の疑問です。)、相当の混乱が発生するかもしれませんが、

スリランカのパワーワード 「ダッテ ショウガナイ ジャン」

を心に、気を長くゆとりを持って見守りたいと思いマス。

<木田の疑問> *基本は新しい発表を厳守するのみですが、例示として。
・以前の発表「公共交通は出勤者のみ利用可」
  ↔︎「買い物もOK、自家用車もOK」
・以前の発表「下一桁外出ルールは外出禁止発動地域に適用」
  ↔︎「コロンボで適用」(「緩和」は「まだ発動中」ということ?)
・出勤者の証明はどうやって?何が必要?
・出勤者の報告・登録の方法は?どこへどうやって申請?
・県をまたいでの移動は可能?申請が必要?
などなど。

政府は 6月上旬の市民生活正常化・外出禁止解除を目標に。

保健省から、あなたの職場でコロナウイルス感染者が発生した場合、感染者と接触した人がいた場合、などなどのガイドラインを発表、厳守するようにと。
保健省や関係医師に報告、隔離検疫するように、が中心のようですが、ご一読を。

最重要問題。
とりあえず、、、明日 5月11日(月)は酒屋はクローズのよう。
麦ジュースはいつ手に入るのか。

スリランカのビジネスニュース

外出禁止の緩和に伴い、5月11日(月)から コロンボ証券取引所(CSE) が取引を再開。

国外からの資金調達を多く実施しているスリランカの銀行では、政府財政の格下げに続く各銀行の格下げもあいまり、調達先からの返済要求など国外からのプレッシャーに直面する恐れがある。
大手 Hatton National Bank PLC のアレスCEOは、「格下げによって将来の借入やそのコストに影響が出ることは確かだが、期日通りの返済には十分な資金がある」と述べた。

コロナウイルスの新興国への感染が浮き彫りに。次は財政問題へ。
IMFに緊急融資を求める 100か国以上には、もちろんスリランカも含まれマス。

政府機関の スリランカ・コンピューター緊急準備チーム(Sri Lanka Computer Emergency Readiness Team: Sri Lanka Cert)は、ワンタイムパスワード(OTP)の偽装に注意喚起。

SMSなどでOTPを受信する際に、実際のOTP発行者ではなく、ローカルの個人番号から受信するケースが発生中。OTPの一部が改ざんされているケースあり。
SMS経由ではなく、サービスプロバイダが提供する認証アプリの使用を推奨。

OTPは送金で利用するケースが多いので、合わせてオンラインバンキングなどの情報を取られてたりするとアウトですね。これは怖い。

John Keells Holdings PLC 社 小売部門トップの スバシンハ氏 は、コロナ危機が去った後も、オンラインショッピングを利用した顧客の 30〜40% は利用を継続する可能性が高いと予測。

記事中では、決済機能の不備・問題も議論されていますが、利用拡大で金融機関や利用者の意識が変わってくることを期待。
あとは、、、スリランカの小売業・労働者には「サービス」という概念がないので、例えばスーパーのレジでもただひたすら
「私待つわ、いつまでも待つわ」
の悠久の時を過ごす必要があります。 最近はイラっとしなくなりました。
デリバリーがある程度計算できる日数で届くようになると、もう店舗に行きたくなくなるよな。外暑いし。。。

ホントに、客が待ってるのに、従業員の 若造 オニーチャンがくっちゃべってる、なんて日常茶飯事。
会計でお釣りが必要なお札出したら 若造 オネーチャンに舌打ちされて睨まれるって、どういうこと???  お??? カーギ○スさんよ。

スリランカのポリティカルニュース

在スリランカEU大使へのインタビュー。

【スリランカの中長期的課題】
・いわゆる「中所得の罠」、生産性向上の鈍化による停滞の回避が極めて重要。一人当たりの推定GDPが4,000ドルから10,000ドル以上になるためには、より強力な人材、より効率的な制度、新製品、労働生産性の向上が必要。
・高度なスキル、イノベーション、デジタル化、知識主導型の活動への移行が必要で、大学だけでなく職業訓練においても、教育・訓練に重点を置くことを意味。
・バリューチェーンのステップアップには、高度なインフラ、研究、開発への投資が必要。
・スリランカの成長促進には、強力な制度、ガバナンスの向上、政府と企業の間の開かれた対話も重要。地理的な立地条件を最大限に活用し、地域のハブとしての潜在能力を発揮するためには、スリランカ経済は、特に投資家や貿易業者により開放的であることが有益。
・スリランカは気候変動の影響を受けやすく、これと戦う努力の強化が必要。温室効果ガス排出量削減、経済の「グリーン化」を支援。
・もっと根本的には、長期的な繁栄は、スリランカ人の多様性(シンハラ、タミル、ムスリムほか)の団結が基礎。

【スリランカの可能性】
・スリランカには途方もない可能性。地政学的に重要な位置にあり、地域や世界の大国との強い関係を持ち、歴史、資源、人々が豊かで、人間開発指数が高い。世界に開き、世界経済に貢献する最善の方法をみつけ、スリランカはこれらの資源と関係を有効に活用できる。

外国人のすべてのビザの有効期間を 6月11日(木)まで延長。この日までに入国管理局のアポイントを取得し、面接と料金の支払いをするように。自動延長分のオーバーステイの罰金は発生しない。

2日ほどで言ってることが変わりましたが、、、OKです!

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

気をつけよう。。。男女問わず、ということで。

軟禁生活は続く?続かない?

ストゥティ! (ありがとう!)

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