ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月15日

一応軟禁生活56日目。

毎日毎日コロナのニュースをお届けしています。
コロナのニュースがない日が来ることを祈りつつ。
でも、、、そしたら毎日のページの体裁整うくらいの分量になるニュースがスリランカにあるんだろうか、と思ったり思わなかったり。。。

いや、STAP細胞、 明るいニュースがあります! きっと。
2年くらいしたら、日経の 1面が毎日スリランカ、みたいな時代がくるよきっと。シーン。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 925人(前日比10人増)、死者 9人(増減なし)。
感染者増加、もう少しで 1桁。スリランカは幸いに、死亡に至る方が少ない。

外出禁止令続報。

5月17日(日)は、スリランカ全土で終日外出禁止。
それ以外の日については、
コロンボ・ガンパハ両県:外出禁止を継続、今週開始した市民生活再開を継続
それ以外の県:夜間の外出禁止を継続、日中は解除

保健省高官は、
「酒の購入に並ぶ連中をコントロールしないといけない。
できないのなら、誤ったメッセージを送ることになる」
と警告。
バカモノどもえーかげんにせーよ、こんなこと続けとったら酒は売らせんぞ、と。

大統領は、3か月分の給与をコロナ対策基金に寄付。
その総額、292,500ルピー(約175,500円)。

この額をどうご理解するかはアナタ次第。途上国あるある、ですね。

スリランカのビジネスニュース

スリランカ国内の経済・産業団体のトップは、経済活性化の意見を政府に提言。

・中小企業向け融資支援は500億ルピー(約300億円)では十分でなく、3,000億〜4,000億ルピー(約1,800億〜2,400億円)までの増加が必要。
・税金やEPF/ETF(社会保険)などの民間企業の法定支払いの1年間延期。

中央銀行はコロナ対策の一環として、2021年6月30日までの間、銀行の流動資産の計上ルールを緩和。国営企業の不良債権、退職積立金、政府未払金の早期計上を可能に。

スリランカ証券取引委員会(SEC)は、資本市場の普及、一般市民の教育と認識の向上のため、コロンボ証券取引所(CSE)との合同委員会を設置する方針。
資本市場を通じた企業の資金調達の拡大、証券市場への国民の参加の促進、などが委員会の任務に。

スリランカ大手銀行の一つ、Commercial Bank of Ceylon PLC の第1四半期の営業利益は、前年同期比 4.6%減の62.4億ルピー(約37.4億円)と発表。
一方、税引後利益は 22.6%増の37億ルピー(約22億円)。
不良債権の増加に対応し、65.5億ルピー(約39.3億円)の引当金を計上。

コロナ危機からの社会経済復活のため、建設業の再活性化が必要。建設業が破綻すれば、経済の疲弊、社会への大きな問題

建設業界の問題は、現場に加えて、政策・規制に所在しており、その改善が重要。
・世界の建設業は、技術、管理プロセス、建設・建築規制、建設廃棄物管理、持続可能性、気候変動への対応等の面で大きな変化を経験してきたが、スリランカの法令、規制、プロセス管理は対応できていない。
プロジェクトの承認に長い時間がかかり、投資判断の妨げに。
・住宅用コンドミニアムの建設基準は、現実にそぐわない無駄な内容が。

政府は、自動車や贅沢品の輸出を禁止。

記事では、「輸入業者による必需品以外の物品の輸入は、6か月以上先の支払いの場合に限る」との記載があるので、実質的に支払い条件として無理でしょう、ということかな?

大手アパレル縫製メーカー、Brandix 社 は 2億枚のマスクを生産、輸出。
最初の輸出品が バシル・ラージャパクサ氏から駐スリランカ・アメリカ大使に。
Brandix 社は、スリランカ国内の 15,000人以上の従業員とサプライチェーンのネットワークを駆使して製造、と報道。

外貨獲得のため、輸出産業、特にアパレルはがんばる必要があります。

Spice Up さんが、スリランカのライドシェア企業、PickMe 社 を特集。
この会社が今、何をやっているのか、わかりやすくまとまっています!

スリランカのポリティカルニュース

ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領は、国家とその大統領職の行き先を決める選択に直面。
シンハラ右派の支持者に支えられた大統領はどこに向かうのか?

プーチン? 習近平? リー・クワン・ユー? マハティール?

ベトナムの英雄、ボー・ゲン・ザップ将軍 の引用も出てきてびっくり。
余談ですが、、、2013年に将軍が死去したとき、その翌週にたまたま将軍の故郷、ベトナム中部のクアンビン省というところに出張の予定がありまして、「ぜひお墓を参ってください」とお墓参りをしたことを思い出しました。

マンガーラ前財務大臣は、昨年11月の大統領選挙に際して12,500人の国内避難民を北部州に移動させるため、スリランカ運輸委員会を通じて交通機関を提供したとして、犯罪捜査局(CID)による喚問を受けている。

マンガーラ前大臣は、現在の政権への反対意見・批判も含めて Twitter をよく発信。
ザ・政治 やなー。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

よっぽど欲しかったんだろうな。。。

一応軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました