ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月23日

一応軟禁生活64日目。

1972年の昨日 5月22日、新憲法が制定、国名が「スリランカ共和国」に改称されました。
(現在の「スリランカ民主社会主義共和国」には 1978年に改称。)

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 1,068人(前日比13人増)、死者 9人(増減なし)。

明日 5月24日(日)と25日(月)は終日外出禁止に。
コロンボ県・ガンパハ県は新たな通知まで外出禁止を継続。
ラマダン明けの日程も考慮して、ということかな。

昨日ニュースにのっけた、「25日(月)にはコロンボ・ガンパハも外出禁止の解除を期待」って電力・エネルギー大臣の発言、なんだったんだ。。。

パキスタンで飛行機墜落。コロナで航空便が減ってるなかでよりによって。。。

スリランカのビジネスニュース

経済誌 LMD などによる調査 LMD-Nielsen Business Confidence Index(BCI)によると、
2020年 4月は経済を取り巻くセンチメントが大幅に低下、回答者の62%が今後 1年間の経済環境悪化を予想、前月の16%から増加。
同様に自社経営の見通しも悪化しており、今後1年間で売上が改善するとの回答は、3月時の60%から44%に現象。特に今後3か月の短期での改善期待はわずか 13%。
投資環境へのセンチメントも悪化との結果に。

政府は新たな貿易・関税政策の暫定枠組みを発表。

国内の輸入代替産業を促進しながら輸出志向の生産基盤を構築する目的の製品カテゴリー(建設や輸入代替産業に必要なセメント・鉄・プラスチック・セラミックの製造に必要な原材料など)の輸入制限を緩和。
一方で、自動車・エタノール・家具などの輸入は引き続き禁止。パーム油の輸入には制限。

スリランカとインドの経済団体が、両国間の今後の投資・貿易をビデオ会議で議論。
貿易・投資・観光
の 3分野での協力に焦点。

コロンボ南部 ラトマラナ空港 でプライベートジェットの利用誘致を検討。
同空港は コロンボ中心地から 14km(バンダラナイケ国際空港は 35km)と便利な立地にあり、ハイエンド観光客や企業によるプライベートジェットの利用促進を想定。

オレもいつかプライベートジェットを持てる日が来たら。。。

コロナ危機からの復帰フェーズのスリランカ観光業界は、従来の「マス・ツーリズム」ではなく「オルタナティブ(代替)ツーリズム」を提供すべき。
「クリエイティブ・ツーリズム」を提供できる商品を開発し、スリランカを「ニッチな観光地」として再ブランド化する必要がある。

スリランカは多様な地形、豊富な自然・文化遺産、伝統知識によるポテンシャルあり。
・ヘルス・ツーリズム(健康・ウェルネス・アーユルヴェーダ・スピリチュアル)
・ルーラル・アグロ・ツーリズム(地方(田舎)、農業)
・ティー・ツーリズム(紅茶)
・エコ・ツーリズム(環境)

中央銀行は、破綻した Ceylinco グループのノンバンク、The Finance Company PLC の営業許可取消しを発表。
預金者(約14.5万人)は 60万ルピー(約36万円)を上限に補償。

これが補償上限額なのだろうか。この額で、預金者の93%は全額戻る、と記事にあります。

大統領は、スリランカ運輸局(SLTB) に対し、国の財源を求めるのではなく、利益を生んで国の財源に貢献できるよう要求。

・自家用車通勤者が公共交通機関を利用するよう パークアンドライド の実施
・子どもたちが使う専用スクールバスの推進
・地方での農作物運搬への活用
・整備技術者の局外へのサービスの活用
・従業員の無駄や汚職の削減
など提案。

国営企業への効率化・黒字化要求。先日は放送局にも同様の要求がありました。
交通は国内経済への影響も大きく、改善を期待。

昨日 5月22日から、26品目への特別商品税を 6か月間増税。
砂糖、ジャガイモ、ダール(豆)、魚の缶詰、パーム油などが対象。

スリランカのポリティカルニュース

大統領側の弁護人は、最高裁判所に、1か月半後の国会議員選挙実施は十分可能な国内保健医療状態であり、選挙管理委員会(EC)が求める投票延期に正当な理由はないと主張。
3月2日に解散された国会は「死んで」おり、再招集できないとも述べた。

保健省高官が大統領府長官に対し「国内のコロナウイルス感染コントロールされており、選挙管理委員会(EC)による選挙準備は開始可能」と伝達した、と最高裁に報告。

大統領は、国民に向けた内戦終結記念の演説のなかで、
「内戦を戦った英雄である軍関係者・兵士の尊厳を貶められるようなことがあれば、それを求める国際機関からの脱退も辞さない」 と発言。

記事では、背景や歴史を指摘のうえ「驚くことではない」としつつ、自国民を前に国家トップのメッセージを国際社会に発信していると解説。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ウツ病なんか、ホントに???

一応軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

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