経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年12月31日

アーユーボワン!

ハッピー大晦日。
今年の年明けにコロンボに戻った後、
まさか丸1年、スリランカにいるとは。

ロックダウンのなか、4月に開始した
弊ブログも、とある3日を除いて更新、
と、継続は力なりを地でいきつつも
休むに休めず、、、メリハリなく
やり過ぎた感はありマス。。。

来年も続けようかとは思っていますので、
お読みいただければ幸いです。

さすがに明日はお休みいたします。
年明け1月の再開が 2日になるか、
3日になるか、4日になるか、は
その日に決めたいと思いマス。

それでは年内最後のニュースです。
良いお年を!

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 
42,702人(前日比 639人増)、
死者 199人(前日比 4人増)。

保健当局は、コロナウィルス感染状況
の国内リスク地図を更新。
当局分類による354地域のうち、
70%超の240地域が高リスクに。

官僚の要職を務めた政府高官の退職に、
新旧政府の政治家たちが送迎会を開催。

Kida
Kida

コロナ禍のなかでの
政治家のパーチー批判記事
かと思ったら、、、
単なる送迎会の記事。。。

盛大に歌っております。
アカンやろ、こんなん。。。

スリランカのビジネスニュース

12月28日(月)にウクライナから
到着した観光客から、さらに3人が
コロナウィルス陽性反応。合計6人に。
当局は、「感染者の発生は想定済みで
対応の準備はできている。
パニックになる必要はない」と述べた。

29日(火)に、ウクライナからの
観光客の第
陣204人が到着している。

12月30日(水)短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
188億ルピー(約 113億円)を落札。
過半の応札が成立せず。

<利回り>
3か月もの:4.69%、6か月もの:4.80%、12か月もの:5.05%

対米ドルのスリランカルピー為替は上昇。

太陽光発電事業者の業界団体は、
政府は再エネ発電を2030 年までに
発電量の70%に引き上げるとの目標を
掲げているが、大統領のマニフェストに
記載されているだけであり、
官報など政府の公式文書に記載する
ことで政策の推進につながると述べた。
現時点で政府文書にある目標は50%。

政府は、中所得者世帯向け住宅 3,000戸の
建設につき、国内建設業者と契約。
総工費 400億ルピー(約240億円)。
【参考】11月13日のニュース

・コロンボ市内・郊外 6か所(オルゴダワッタ、ブローメンダール、マーラベ、マクンブラ、ボラレスガムワ、ペリヤゴダ)、中部キャンディ(ゲタンベ)で建設予定の 5,000戸の第1弾。
・国内建設企業 9社のJVで事業を請負。
 Maga Engineering (Pvt) Ltd
 Access Engineering PLC
 Sanken Construction (Pvt) Ltd
 Nawaloka Construction Company (Pvt) Ltd
 Tudawe Brothers (Pvt) Ltd
 International Construction Consortium (Pvt) Ltd (ICC)
 State Engineering Corporation (SEC)
 George Stuart Engineering (Pvt) Ltd
 Edward and Christie (Pvt) Ltd

Kida
Kida

大手ゼネコンがずらり。
この辺で公共工事とかを
回してる、ってこと???

フェルナンド高速道路大臣は、
コロンボ市内コルペティから
デヒワラのヒルストリートまでの
マリンドライブの1.2kmの延長工事を
70日以内に完了すると述べた。
橋梁建設も含め 2.3億ルピー(約1.4億円)。
【参考】12月24日のニュース

スリランカは紙幣増刷と輸入制限を
継続するなか、ベトナムはEUを脱退する
イギリスと自由貿易協定に署名。

・ベトナムとEUの間の貿易関税は最小限に抑えられているが、イギリスとの新協定でさらなる関税撤廃を進める。
・ベトナムは紙幣増刷による通貨暴落の歴史を経て、1989年から中央銀行を改革。金融不安定化を引き起こす商業銀行への資金注入を廃止。
 以前に農業や産業・商業に資金を注入していた国営銀行の機能は、一部は外国資本の商業銀行がとって代わり、それらはベトナム国内株式市場に上場。

Kida
Kida

経済成長が著しいベトナムの
政策を紹介、スリランカと
比較する記事がよく出ます。
(他国の政策なんで
取り上げていないんですが。)

記事になるのはやはり、
ベトナムの強力な自由貿易推進。
一方でスリランカは貿易規制。

今のスリランカは、
「産業強化までは国内保護、
強くなったら自由貿易に」
との基本路線ですが、
これでは厳しいでしょうね。
ベトナムも産業の裾野が広い
わけではないけれども、
ASEANの無関税を利用して
できることを拡大、特に
自動車や携帯電話の組立など
を強化して、輸出に耐える
生産体制を作ってきました。
よく働くし(特に女性)。

10年前にハノイに駐在していた
頃は「大丈夫かこの国?」と
思ってましたが、、、
世界のお手本になってるのね。
成長の過程
中にいると
わからんモンです。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

皆さま、来年も健康第一、家庭円満で!

ストゥティ! (ありがとう!)

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