ニュースで知るスリランカ 〜 2020年4月24日

軟禁生活35日目。

コロンボからスリー・パーダ(アダムスピーク)が見えるそう。知らなんだ。
4大宗教に共通の聖地である聖なる山。世界遺産。ちょこっと出てるヤツね。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 368人(前日比38人増)、死者 7人(増減なし)。
感染ペース、倍増。。。 これでは外出禁止、終わらんよね。。。

昨日の新感染者数のうち 29人はウェリサラ海軍基地(コロンボの北方すぐ)から集団で

県境をこえる公共交通の運行は禁止。県内の公共交通機関でも、乗客にマスク着用を求める。

スリ・ジャヤワルダナプラ大学は、スリランカで感染が確認されているコロナ・ウイルスの塩基配列を特定。4つの株(型)が流行。

スリランカのビジネスニュース

大統領は、経済復興・貧困撲滅タスクフォースを任命。バジル・ラージャパクサ氏が議長。
詳細は近日中に発表。大統領直轄で経済対策を進めるチーム、ということですね。

国連貿易開発会議(UNCTAD)は、途上国が抱える 1兆ドル(約107兆円)の債務の帳消しが必要との報告書を発表。2020年と21年で公的対外債務の返済額は3兆4千億ドル近くになると推定。

2020年のスリランカの対外債務の返済額は、報道によれば、 48億米ドル。この世界的な危機のなか、いくらかでも債務帳消しが実現すれば助けに。

コンドミニアム開発者協会(CDASL)が大統領に、不動産開発・建設業界への緊急支援と救済を求めて書簡を送付。
・建設プロジェクト開始の早期許可
・金融優遇政策の対象化
・操業停止を余儀なくされているBOIプロジェクトの期限延長
・新規プロジェクト誘致のための大きな譲歩(インセンティブ)
・REIT 関連の法律・規制の迅速な整備

建設業は昨年末にも法人税の減税を政府が発表。その後にコロナで厳しい状況。労働者も多い分野で、影響は大きいですね。
ところで、、、スリランカにREITができると、どうなるのだろう???

スリランカ企業が、大型プロジェクトの延期やコスト削減に動いている様子の報道。

ヘルスケア・製薬・消費財販売・物流・観光などを手がけるコングロマリット、HEMASグループ は資金確保とコスト削減に向けた詳細計画を策定・実施。

スリランカ・バングラデシュ・ネパールで再エネ電力開発を手がける LVL Energy Fund PLC 社 は、ネパールでの水力発電所開発を延期したほか、スリランカ事業でもセイロン電力公社(CEB)からの売電収入の入金が遅れる問題を抱えている。CEBからの入金の遅延はコロナ問題以前にもあったものの、さらに問題が大きくなっていると。
アカンヤツや。どれだけ遅れてるのか???気になる。

電動バイク事業、テラ・モーターズ社 の記事。インドで電動三輪(=トゥクトゥク)を20万円で製造・販売。

スリランカの黒煙撒き散らしトゥクトゥク(←インド製)は50万円ほどはします。輸入関税次第ですが、電動の方が安くて環境にも良くて、の可能性大。。。
環境規制をクリアできないトゥクトゥクのコロンボ入域を禁止、電動トゥクトゥクの乗り入れに免許制などのルールを作って移行、さらに生産もスリランカで、
ってとこまでがんばれば、生産・雇用・環境・道路渋滞(交通)まで改善できる可能性が!
インドで普及しているなら、ぜひスリランカにも!と期待。
なにかできそうな気がするー、あると思います!

スリランカのポリティカルニュース

スリランカでのラマダンは、明日4月25日(金)から。

カル・ジャヤスーリヤ前国会議長は、国会を再招集・開会するつもりはないと強調。

閣僚が 1か月の給与をコロナ対策基金に寄付。また、セイロン石油公社(CPC)の従業員も1か月の給与を基金に寄付。

閣僚の寄付は「そりゃね。」と思ってしまうが、CPCって国営とはいえ従業員はサラリーマンみたいなモンじゃないのかな? 1か月分の給与を寄付できる人々なの?

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

さすが仏像研究家。深い。

軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

タイトルとURLをコピーしました