ニュースで知るスリランカ 〜 2020年6月18日

アーユーボワン!

4か月ぶり(くらい)5回目(くらい)の
カラスのフンの襲撃 をくらった今日この頃、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

腕にボテッと直撃。。。
まあ死ぬモンじゃないし、ウンがつきました。
渡り歩いてるの、途上国ばかりなんで、、、
強くなったモンだ。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 1,923人(前日比 8人増)、死者 11人(増減なし)。

日本での PCR検査、自由診療だと 2〜4万円。
受けとかないとスリランカに入国できないし。。。

スリランカのビジネスニュース

財務省は、国内銀行・国際銀行・投資機関に、
5億米ドルの外貨建ファイナンスファシリティ(FTFF)
への提案依頼を開始。

LIBOR 6か月もの または それに続く 1年以上満期ものに
連動した 固定金利 または 変動金利で調達される見込み。
2020年度暫定予算で承認された歳出の財源に充当。

6月17日(水)、短期国債オークション実施。
230億ルピー(約 138億円)を募集、全額落札。

前日の法定預金準備率改定( 4% → 2%)発表を受け、利回りは急落。
3か月もの: 6.67% → 6.30%
6か月もの: 6.78% → 6.30%
12か月もの: 6.92% → 6.62%

5月の購買担当者景気指数(PMI)は、
4月の歴史的低水準から反発。

製造業 PMI:2020年4月 24.2 → 5月 49.3
サービス業 PMI:2020年4月 29.8 → 5月 43.1

グネワルダナ情報大臣は、
コロンボの鉄道交通 LRT プロジェクトは、
日本ではなくスリランカ政府が止めている、と発言。
別の大臣は、このプロジェクトは高コスト・低リターンだと述べた。

2020年3月、スリランカは本プロジェクトへの
300億円のコンセッションローンに署名している。

<以下、記事の和訳続き>
グネワルダナ情報大臣が主張する、
日本のローンより高い 6% の利率での中国企業の受注は、
本プロジェクトで利益を得る者により行われるかもしれない。

交通問題を解決し、
バンコクからデリーまでの都市交通を効率化してきた
高架モノレールの鉄道事業の中止は、
都市公害や生産性に長期的に悪影響を及ぼすと懸念されている。

在スリランカ日本大使館は、
JICAの資金支援による LRT プロジェクトは
計画どおり進められると述べた。

コロンボ・ポートシティでの、10億米ドルに及ぶ
総合開発タワー区画のプロジェクトを閣議が承認。

第一フェーズの 4年間で 4~5億米ドルを、
第二フェーズの 4年間でさらに 5~6億米ドルを投資予定。
ホテル・住宅・商業スペースのほか、マリーナの併設も予定。
中国港湾工程(CHEC) は、税制優遇が決まった後、
埋め立てられた土地を民間投資家に販売予定。

コロナ危機の際に スリランカ投資委員会(BOI)が
講じた登録企業への支援。

2019年、スリランカの輸出額は164億米ドル。
 工業輸出収益の 8割は BOI 登録企業による。
 コロナ危機により、アパレル縫製・製造業・観光業に大打撃。
 アパレル縫製・製造業部門は、生産停止と人手不足に襲われた。

・Biyagama AGIO社(← Agio Tobacco Processing Co. (Pvt) Ltd かと。)は、3月20日発表の全土外出禁止令により、工場内に大量の輸出品が残った。
 税関と港が封鎖されていたが、BOIの支援により輸出先への出荷が可能となり、4月中に操業を再開できたほかの、将来の失注も回避。
Ansell Lanka (Pvt) Ltd 社 は、コロナ危機のなか、BOI を通じて手袋製造の特別注文を受注。手袋への高いニーズから、生産能力を増強、600名の新入社員を獲得。現地調達のゴムを原料に使用し、スリランカに非常に有益。

政府は、スリランカ農業の近代化を目標に、
「国民中心経済」の農業政策の枠組みである
「繁栄と輝きの展望 – 2020年」を策定。

こちらでのスリランカ農業開発のポテンシャル。 長い。。。

(1) 農業経済ゾーンのマッピング・ゾーニング
・適した農業経済区域を識別。
・農業近代化への技術(集中農業、SMART農業、精密農業、IoT)導入や高価値品の輸出促進のため、FDIをそこに誘致。

(2) 有機農業
・スリランカが、有機農業の生産・消費・貿易・サービスで南アジア地域のリーダーとなり、地域や国際レベルで販売できるようになることを想定。
有機肥料の生産・輸入・流通・使用の促進のための法律制度改正。
・農業省下に、有機文化・生産・マーケティング・バリューチェーン等の改良普及を促進する機関を設置。
スリランカ規格協会(SLSI) による有機農産物の認証システム開発。

(3) デジタル農業
・生産情報から各アクターの在庫管理との連携まで、農業デジタル化への長期ロードマップを作成。
QRコード導入により、原産地やブランドの追跡、食の安全確保。
・各作物などのマッピングにGPS/GIS技術を活用。植付け・収穫時に完了。
・eマーケティングプラットフォームとの連携・推進により、農産物の高付加価値化。

(4) 食の安全
・農業情報管理システムにより、食糧安全保障と食の安全の維持を最優先に。
・物流管理(例:輸送、保管、バッファー維持など)支援を通じたコミュニティレベルでの食糧生産増加。
・高品質品の生産を奨励、ポストハーベストロスを削減。

(5) メガ農業政策
土地統合によるコミュニティベースのメガ農業化。
近隣の小規模農家の畑を集約。任命農場長のもとで大農場(メガファーム)とし、土地の個人所有権はそのままに、農業起業家による企業型経営を推進。規模の経済を実現、農家の交渉力を高める。
・コストを抑え、集中・精密・SMART農業で生産性を向上。

(6) 魚・鶏肉・卵の輸出
・民間セクターに投資機会を開放し、魚、鶏肉、卵の生産・輸出のための官民パートナーシップ(PPP)や合弁事業を発展。国内の生乳生産促進。
・いくつかの魚は国際市場でも需要が高い。輸出用での魚介類・家畜の大規模生産に、生産最新技術・地理情報システム・GPS・IoT・デジタル機器を活用。
・鶏肉と卵の輸出を推進。完全自動化された鶏肉生産ユニット・IoT・近代的デジタル化加工・包装・冷蔵ユニットをPPPモデルの民間投資によって設立。

Kida
Kida

とてつもなく長い。。。

メガ農業、とある農地集約化がミソかと思います。
そこで有機を進めて、高付加価値農産品を輸出へ。
技術活用も集約化しないとなかなか難しいかと。
こうして読むと、生産・流通・在庫の情報集約がほとんど
できていないようで、当局・専門家の関心は
そこにもあることがわかります。

建設業界は、ロックダウン後も多くの作業員が戻ってきておらず、
1,000億ルピー(約 600億円)以上の未払いとにより苦境に。
業界団体トップは、早く建設を再開しなければ、
少なくとも10万人が失業すると予測。

Commercial Bank of Ceylon PLC は、
同行の「フラッシュ」デジタル口座の保有者が
ライドシェアアプリ PickMe での乗車料金を
QRコードで支払うことが可能になったと発表。

スリランカ発の海中博物館がオープン。
世界遺産都市 ゴール の海岸沖。

スリランカのポリティカルニュース

大統領と選挙管理委員会(EC)が会合。
EC委員長は、コロナ対策による追加費用により、国会議員選挙に
最大 100億ルピー(約 60億円)の費用がかかる可能性と伝達。

大統領は、必要資金の提供を確約、
自由・公正・公平な選挙の実施に必要な措置を講じるよう要請。

シンハラ語で何を言ってるかわからんのですが、、、
記事によれば、シリセーナ前大統領はインタビューで、
「昨年の連続爆破テロ事件の計画は事前に知らず、
責任を取ることはできない」と述べ、事件への謝罪を拒否。

Kida
Kida

聞き方、書き方によるとも思いますが、、、
「オレ知らなかったし」と言われてもねえ。。。

Twitter上では非難轟々。。。

6月16日(火)、中国臨時代理大使は首相を訪問し、
コロナ対策と金融・貿易・投資協力の強化について有意義な議論。
中国大使館のツイートによると、
共通関心事であるグローバル・地域問題についても議論。

何を話してるのかわかりませんが、意味深にも。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

「挑発的で非協力的な」屁???
出るタイミングとはいえ高くついたなー。

フンで始まり屁で終わった今日の記事。失礼いたしました。

ストゥティ! (ありがとう!)

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