ニュースで知るスリランカ 〜 2020年6月28日

アーユーボワン!

世界遺産都市 ゴール 沖で、スリランカ初の海中博物館がオープン。
動画をどうぞ〜。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,033人(前日比 19人増)、死者 11人(増減なし)。

スリランカのビジネスニュース

鉄道交通 LRT プロジェクト関連。

・JICAは、コロンボの鉄道交通 LRT システムについて、スリランカ政府が日本政府の資金提供から官民パートナーシップへの移行を意図している場合、「適切な手続き」に沿うよう求めている。
・スリランカ政府は、JICAから財務長官に宛てられた強いことばによる書面にまだ回答していない。この書面は、都市開発省長官が最近発表した「現政府はJICAの融資を受けず、代わりに官民パートナーシップとしてプロジェクトを実施することを決定し、民間投資家選定に必要な措置を取る」との声明に「大きなショック」を表明したもの。
・JICAは、「長官の声明がスリランカ政府の公式な決定によるものか、長官が早急に明らかにするよう」求めている。
・JICAスリランカ事務所長は、
「これまでのところ、本プロジェクトはスリランカ政府と日本政府との間の国際約束(交換公文)に基づいて調印された融資契約に従って実施されてきた。
 したがって、このプロジェクトはJICAによる政府開発援助(ODA)による公共投資として実施されているため、両国間の適切な手続きを経ずに、長官の上記のような発言が一方的になされるべきではないと強く確信している。我々はこれまでのところ、スリランカ政府から本プロジェクトの内容の見直しに関する相談には書面による公式な連絡を受けておらず、また、融資契約や関連文書の修正や解除にも同意していない。」 と述べた。

・JICAは財務長官に対し、本プロジェクトはスリランカ政府の正式な要請に基づき、数年にわたる国際・国内コンサルタントによる広範な調査を経て策定されていると強調している。
 JICAは、「スリランカ国民に最大限の利益をもたらすよう、プロジェクトや融資条件の策定にあらゆる努力をしてきた。」
・先週、内閣報道官のグナワルダナ氏とパティラナ氏は、政府はLRTへのJICAの資金提供を進めていないと述べた。しかし、パティラナ氏は本紙に、この旨の閣議決定はなされていないと確認した。

Kida
Kida

こうやって読むと、公式にはスリランカ政府内で
なんの決定もされていないと読めます

勝手に言っているだけなのか、反応を探っているのか。
国際約束なんで一方的に「やーめた」となっても困りますし。
関係者の皆様のご苦労、お察しします。。。

スリランカ投資委員会(BOI)は、
海外直接投資(FDI)の目標額を 15億~20億米ドルに修正したと、
産業輸出・投資促進省長官は述べた。

・長官は、「BOIは、検討中・建設中のプロジェクトを早期に立ち上げる措置を開始。スリランカは修正目標をはるかに超える可能性を秘めている」と述べた。
6月25日までに 5.9億米ドルの投資を確保。外国企業が 5.5億米ドル、国内企業が 0.5億米ドル。4,594人が新たに雇用と推定。
・既存プロジェクトでの生産ライン拡大も支援しており、58プロジェクトを承認。
 これらの推定投資額は 8.6億米ドル(外国企業 0.2億米ドル、国内企業 8.4億米ドル)。雇用創出は29,791人。

コロンボ港東コンテナ・ターミナル(ECT)の
3国(スリランカ・日本・インド)間協力に関する記事。

・スリランカ港湾当局(SLPA)は、コロンボ港の未使用の東コンテナ・ターミナル(ECT)へクレーン 3基を設置する計画だったが、インドと日本によって頓挫した。ECTの開発は、昨年署名された三国間協定の条件内で実施されなければならないことに。
2019年5月、スリランカ・インド・日本はECT共同開発に向けた覚書(MoC)を締結。SLPAが、合弁会社株式の過半数となる51%を保有しつつ、ECTの所有権を保持することで合意。運営に必要な船舶用クレーン6基と電動ゴムタイヤ式ガントリークレーン18基の購入・設置も決定。

・港湾組合は、SLPA が「外国に国の資産を売る」ことがあってはならないと、SLPAによるECT運営を望んでいるが、MoC には国際的な義務が課せられており、特にインドはこの履行を強く要求。
・インド大使は、「コロンボ港開発は、地域の商業促進に重要な意味を持つ。コロンボ港からの海運の60%はインド向けであり、スリランカ・インド・日本の三国間開発はウィンウィンとなる」と述べた。

・ECT管理向けに設立が予定されている会社のパートナーとなるべく、インドの Adani Shipping India Pvt LtdJohn Keells Holdings (JKH) PLC に打診していると情報筋は述べている。JKHは前向きだが、なぜ公開入札で開放しなかったのか、正当なプロセスが必要と疑問視されている。
・ECT稼働には、クレーン12基を含む大幅な追加投資が必要。
 現在、岸壁長440mの桟橋があるが、さらに880mのバースが必要。埠頭建設に約50ヘクタールの土地の埋立て、ガントリークレーン、管理棟、修繕施設など複数設備が必要。総プロジェクトコストは約 6.5億米ドル。

観光客向けの空港再開が、
予定されている 8月1日から 1〜2週間遅れる可能性。
帰国を希望する国外スリランカ人
46,000人以上の帰国を優先。

スリランカのポリティカルニュース

ミレニアムチャレンジ・コーポレーション・コンパクト(MCC)協定について、
在スリランカ・アメリカ大使館の広報官は、
スリランカはマヒンダ・ラジャパクサ政権下の
2005年にMCCを最初に申請したと述べた。

広報官はまた、
「MCCコンパクトをレビューした専門家委員会による
MCCスリランカ代表との面会は 1度だけであり、
本件への大使館関係者への面会などの要求はない。
本件について虚偽の情報が広まって政治化したことに失望。」
と述べた。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

松井選手 と 池乃めだか。
池乃めだか は唯一無二やな。。。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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