経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年8月16日

アーユーボワン!

スリランカの一軒家。
隣の壁はオレの壁。ノーボーダー。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,890人(前日比 4人増)、死者 11人(増減なし)。

スリランカのビジネスニュース

コロンベージ外務長官(元海軍司令官)へのインタビュー。
インド・中国との関係について。

(「マヒンダ大統領時代は中国寄りとの懸念があったが、同じ状況が続くか」との質問に対して、)
・変わるだろう。
 大統領は、安全保障上「インド第一」のアプローチを明確にしている。インドにとってスリランカが安全保障上の関心事であるべきではなく、今後もない。
 大統領の政策において、国家安全保障が第一。地域の安全保障なしに国家の安全保障はありえない。

・経済面では、外国からの投資はどこからでも歓迎。合弁・外国直接投資・BOTなどによるが、これ以上のローンの借入はない。
大統領はまた、国家の戦略的資産である港湾や空港などのコントロールを外国に与えることはないと断言。

・マヒンダ政権時も、スリランカはインドと良好な関係にあり、これが2009年に内戦を終結できた大きな要因。ニューデリーにスリランカの状況を頻繁に報告し、内戦に勝つことができた。つまり当時も中国への大きなシフトはなかった。
・2009年以降、スリランカの開発ニーズが大きく拡大。当時、スリランカの大々的なインフラ投資に名乗りを上げた国は中国だけ。外交政策の転換ではなく、経済的に必要だった。
 インドは2009年以降も大きく支援してくれたが、開発ニーズはインドだけでできることをはるかに超えていた。西側諸国は人権侵害からボイコットしており、中国がその空白を埋めた。
これがインドに恐怖心を植え付け、コロンボが脅威と見なされた。2015年にインドがスリランカの政権交代を望んだ理由だと思う。
 しかし2015年以降、状況は悪化。戦略的資産を中国に渡していなかったが、ハンバントータ港を99年のリースに出し、インドはさらに不安を募らせた。だからこそ大統領は国家戦略資産は誰にも渡さないと明言し、中立性を維持する。
・開発と投資は必要で、中国でも日本でも他の誰でも構わない。

・中国海軍の拡張は現実。2009年以降、525隻以上の軍艦がスリランカに寄港。トップはインドで110隻、2位は日本で80隻、3位は中国で約40隻であり、中国を優先とする根拠はない。
スリランカは既に、インド・中国・日本・アメリカのパワーゲームに巻き込まれているが、これを避けたい。パワーゲームの舞台にはなりたくない。
 だからこそ大統領は、中立性を維持する、大国のパワーゲームに巻き込まれたくないと明言している。

Kida
Kida

すべてがこのまま、
ではないかもしれませんが、
特にここ10年のインドとの
関係・距離感がわかる
インタビューかと。

デヴァナンダ漁業大臣は、
国外在住のタミル人移民者に
スリランカへの投資を要請。

【大臣の発言】
政府は、タミル人移民者のビジネスマンの中に、自己中心的な政治家などに騙されてきた犠牲者がいると十分に認識。
・スリランカへの投資を恐れているだろうが、興味を持っている場合、北部や東部に雇用機会をもたらす投資の促進のため、彼らの要求に喜んで応じる。

Kida
Kida

タミル系ビジネスコミュニティ
に呼びかける背景があるんだと
思うんですが、すいません、
そこまで勉強できておらず。
調べてみよう。

酒類製造・販売大手 Lion Brewery (Ceylon) PLC は
2020年第一四半期(4〜6月)の決算を発表。
同社は、コロナ危機とそれに伴う経済活動鈍化が大きく影響したと述べた。

連結売上高: 前年同期比 45%減の 64.6億ルピー(約 38.8億円)
税引前利益: 前年同期比 97%減の 3,608万ルピー(約 2,165万円)

Kida
Kida

ロックダウンで 1か月半、
買えなかったもんなあ。
販売開始後のあの行列、
久々のビールの苦さ、
ああ、思い出すわー。

銀行大手 National Development Bank PLC (NDB) は、
2020年第一四半期(4〜6月)の決算を発表。
同行は、金利の低下、債券からの利益がサポートしたと述べた。

連結売上高: 前年同期比 7%増の 312億ルピー(約 187億円)
税引前利益: 前年同期比 13%増の 35億ルピー(約 21億円)

金融・資本市場の専門家は、
早期の証券取引委員会法の実施が重要と提言。

・同法は以下を含む。
 - コロンボ証券取引所(CSE)の株式会社化
 - DVP決済(デリバリー・バーサス・ペイメント)の導入
 - 商品の拡大
 - 十分な浮動株を有する発行体の増加
 - 上位20%の家計への株式投資促進

株式市場の課題は、その規模の小ささと流動性の低さ。
 「規模と流動性」のパズルの解決が、スリランカ株式市場の潜在能力を引き出すために非常に重要。

コロンボ市評議会(CMC)議員が、
妻が UBEREats を利用した際に
起きたトラブルを投稿したツイッターが記事に。

・妻が UBEREats でランチを注文。
 デリバリーに来たライダー(運転手)は、ルールに沿って配達したランチの写真を撮影しなければならないと言い、携帯電話で撮影をしようとしたが、食べ物ではなく妻を撮影しようとしていた。
 運転手が帰った直後、妻は UBEREats アプリでライダーが写真をアップロードしたか確認したが、アップロードされておらず、アプリ上で苦情を入れた。

・その後 1週間、何度フォローアップをしても、UBEREats から連絡はなかった。
 個人的なつながりで UBER に対応をプッシュし、翌週、インド・バンガロールの UBER から連絡が来た。スリランカの UBEREatsにはカスタマーホットラインすらなく、国外のカスタマーケアチームに頼って連絡され、電話接続の問題で何度も電話を切られた。
・妻は、対応の遅れなどの調査報告を依頼するとともに、調査中に自分の個人情報や詳細が問題のライダーに知られないよう強調。

その数日後の朝、自宅の門で待っている夫婦がいた。それは、「私たちのせいで失業した。謝罪して仕事に戻りたい」というそのライダーと妻だった。
 私の妻は動揺して震えていた。このライダーに自分の関与が伝わられないよう依頼していたのに、恐れていたことが起こった。
・スリランカ UBEREats は「申し訳ない」とテキストを送っただけ、バンガロールのカスタマーケアセンターは謝罪も身の安全も保証できないとだけ、24時間以内の送付を約束されていた書面報告は 5日たっても届かない。

UBEREats は利用者の安全に何の責任も負わないのか。写真撮影の要求により、人や家などの写真をライダーが好きにできる機会を与えている。
・利用者の安全性に深刻な懸念があるにもかかわらず、連絡も調査もしなかった。この問題を真剣に受け止め、解決策を提供してくれない。
10日後の調査では、妻の苦情への関与が明らかになり、ライダーが玄関先に現れるほどの大きなリスクを与えた。ライダーは住所を知っており、自宅が安全ではなくなった。

グローバル企業が、カスタマーホットラインや現地チームを持たずにスリランカで営業している事実は、利用者の権利への重大な侵害。特に女性の安全や個人情報のような機微な問題に関わっている場合はなおさら。
 プライバシーと安全の確保のため、これらの会社にどのように責任を負わせるか、考える必要がある。

Kida
Kida

もととなる議員の怒りの投稿も
Twitterで読んでいました。

便利なのは確かですが、
身の安全(特に女性)に関わる
となると、シャレにならないなと。
配車でもデリバリーでも、
自宅知られるのって
確かに怖いですよね。

スリランカのUBER、
顧客対応がホントにひどいのは確か。
自動応答での事実確認のテキストで、
何回かやればあきらめるやろ、
を狙っているかのような。

スリランカ版UBER、
PickMe はどうなんだろう?
地図のGPSはひどいが。。。

スリランカのポリティカルニュース

8月12日(水)に発表された新閣僚、
一覧が顔写真とともに。
ビジュアル的にわかりやすいかと。

スリランカの教育システムの遅れを指摘。

・国会議員選挙のキャンペーン中、大統領は、地方の農村で学校を卒業した若者から就職したいと希望された。
 大統領が卒業科目を尋ねると、彼女は政治学だと答え、
 大統領は、「その科目では雇用のチャンスがほとんどないだろう。技術系であればチャンスがあっただろう」と答えた。

・このエピソードから明らかなように、ペイリス新教育大臣は、より雇用を重視した世の中の需要に合うよう、現行の教育構造を抜本的に変更する必要がある。
 大統領と首相の最大の関心事は、教育省を人材育成の中心地に転換し、教育制度を構造的に改革すること。
この若者のように、何千人もの大学卒業生は、技術やITなどの現代の雇用需要を満たすスキルや適性がないために失業している。無償教育に費やされた巨額の予算が、結果を出していない。
 大学や高等教育機関の学習内容を全面的に見直し、教育システムを21世紀の需要に合わせるよう抜本的な改革を行う時期にある。

Kida
Kida

政治学では就職できない。。。

スキルとともに、
労働への考え方・カルチャーの
問題も大きいように思います。

文系はポンコツ、
理系の人材は優秀、
というところに
ヒントがあるような。

グナラトネ国防長官は、
昨年の連続爆破テロ事件に先立ち、
治安機関は97回の警告を受けていたと述べた。

同長官は、国家の安全保障と防衛は、
直接投資誘致にも非常に重要であり、
北からの分離主義や東からの過激主義が
台頭する余地を決して残してはならないと強調。

銃器・爆発物の回収や刑務所の捜査などの
最近の成果に言及。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

無意味、、、スリランカ人。。。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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