経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年10月10日

アーユーボワン!

「偶然列車の上にいるトム・クルーズ」、
どんな偶然やねん。

昔、同級生の女子が、
「トム・クルーズは栄養が
全部顔面にいってる」
って言ってたのを思い出した。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 4,523人(前日比 41人増)、死者 13人(増減なし)。

アパレル工場で発見された
ミヌワンゴダ地区クラスターでの
感染者は1,083人に。

ジャヤコディ伝統薬促進・
地方アーユルヴェーダ病院開発・
コミュニティ保健担当大臣は、
コロナウィルス感染者への投薬用に
複数の医薬品を開発中だと述べた。

国産ハーブを 100% 使用して製造した
粉末薬「Sadanga Panaya」と
ドリンク「Suwadharani Immunizing Drink」
を 10月12日に発売。

Kida
Kida

効能とか試験結果とかの
説明が記事中に何もない。。。

全国のパブ・バー・ナイトクラブ・
カジノは10月末まで閉店に。
レストランでも酒類の提供を禁止。
酒屋は、外出禁止地域を除いて営業可。

スリランカのビジネスニュース

大統領は、スリランカを訪問した
中国共産党政治局員 楊潔篪 元外相と会談。
中国との大きな貿易赤字削減のために
スリランカ製品の購入増加と
技術系大学への投資を要請。

【大統領の発言】
・スリランカ人は他国製品よりも中国製品を購入しているが、中国からの投資や融資が貿易赤字を生んでいる。スリランカには強い民間セクターが様々な製品を製造しており、これらに中国市場を開放するよう望む。
 中国投資家にスリランカへの投資を奨励して欲しい。
・スリランカの若者に高等教育を提供するため、技術系大学の設立を要請。

ハンバントータ港建設はスリランカ側のアイデアで、中国のアイデアではない。収入と雇用を生む大きな可能性を秘めたプロジェクトであると確信し、これに中国が資金提供を申し出た。このプロジェクトが中国の「債務の罠」と解釈されているが、そうではなく国民の生活向上に貢献する大プロジェクトだと証明したい。
・中国を13回訪問し、中国がどのように発展しているか、特に農村部での大きな発展を見てきた。スリランカの農村部に同様の発展をもたらし、国民、特に貧しい人々の生活条件を向上させたい。
・今後4年間で、コロンボ・ポートシティの目に見える進展を見ることを楽しみにしている。

【大統領府メディアの発表】
スリランカと中国は、行き詰まっていた自由貿易協定(FTA)交渉の再開に合意。
・今後数年間に、スリランカの農業・教育・観光・医療保険・技術の分野での両国関係の深化に合意。

首相は楊潔篪氏と会談し、
より多くの中国企業によるスリランカ
輸出部門への投資に期待すると述べた。
中国はスリランカ製品の購入増加を約束。

Kida
Kida

この早いタイミングで
スリランカに来るかあ、と。
同時に王毅外相は東南アジア
4か国を回っているようで、
楊潔篪氏の4か国訪問と
分担しているのですが、
そこで中国はスリランカを
選ぶんだあ、と。
債務・資金調達のお土産も
あるんだろうし、
そら中国重視になるかも。

中国と FTA 結んだら、
輸出できる!というより
中国製品が山盛り入るなあ。

10月5日(月)〜 9日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)
ここ半年で最大の下落を記録。

株式指数(ASPI)は 5,798.72。
前日比 1.3% 上昇、前週末比 4.2% の下落。

2020年8月の 輸出額は
前年同月比 8.3%減の 約9.5億米ドル、
輸入額は 同 18.1%減の 約13.0億米ドルに。
貿易赤字は、前年同月の 5.4億米ドルから
3.4億米ドルに減少。

・観光収入:2019年 2.7億米ドル → 2020年 ゼロ
・出稼ぎ労働者送金:2019年 は5.2億米ドル → 2020年 6.6億米ドル(28.2%増)

2020年7月の国内セメント生産は、
前年同月比 26.3% 増の 41.3万トンに回復。
コロナ危機前の水準に戻っており、
ロックダウン解除後の国内建設業の
速い活動再開を示している。

2020年 1〜7月累計の国内セメント生産量は、
前年同時期比 4.1% 増 205.6万トンに。

・政府は中央高速道路第一工区の建設工事を開始したほか、主要道路網につながる農村部道路 10万km の建設計画を発表。
セメントの国内生産と輸入は、ロックダウンの落ち込みから6月に回復。生産量は7月に、年初来累計生産量が前年を上回った。
・コロナ対策成功による楽観論と経済の急速な回復、政治の確実性により、ビジネス界と消費者の信頼感が高まり、建設部門に追い風。

【国内生産量】
7月:41.3万トン(前年同月比 26.3% 増)
年初来累計: 205.6万トン(前年同時期比 4.1% 増)
【輸入量】
7月:42.2万トン(前年同月比 1.7% 減)
年初来累計: 193.6万トン(前年同時期比 33.7% 減)
【使用量】
7月:83.5万トン(前年同月比 10.4% 増)
年初来累計: 399.2万トン(前年同時期比 18.5% 減)

Kida
Kida

政府から、道路建設のほか、
低中所得層向けの住宅建設も
発表されています。
そしてセメントでも輸入量
減少がデータで出ていて、
ほかの建設資材も輸入より
国内生産、にシフトのはず。

政府計画の需要があるので、
建設資材需要は今とこれから、
すごく上がると思われます。

チャマル・ラージャパクサ
国内治安・内務・災害管理担当大臣は、
大麻の国内現地栽培、輸出向け大麻
関連製品の生産を許可しないと述べた。

アグリファーマ企業
Starch Industries (Pvt) Ltd 社
農産品加工企業 Via Agri (Pvt) Ltd 社 は
合弁で有機キャッサバとドライフルーツの
加工工場を設立。投資額は 500万米ドル以上。

・新設工場では、キャッサバからタピオカ澱粉粉とドライフルーツを生産。
・タピオカ澱粉は、トウモロコシに次ぐ世界第2位の澱粉源。主食だけでなく、添加物として食品業界で広く利用。
・ドライフルーツ市場は2018年に435.4億米ドル以上(推定)。2018年~26年に年平均 5.7% 成長が予測されている。
・有機野菜・フルーツの世界市場規模は980億米ドルに迫っており、2023年には1,600億米ドルに達すると予測。

・新合弁会社は、数千人の雇用創出、有機農業を中心とした農業の近代化、スリランカ農産品の輸出増加を目的に。
 保険やマイクロファイナンスを導入し、CSRプロジェクトにも取り組む予定。
・Starch Industries はイギリスが本拠のグローバル企業。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

こんなん出てくるか。。。

ストゥティ! (ありがとう!)

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