ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月12日

軟禁生活53日目。

コロンボでは外出禁止が継続、ですが、
政府・民間セクターの仕事・操業はOK、になり、外出ができるようになりました。
「軟禁生活」とも言えないかな、もう。
こちら↓、ペター。人も車も出ています。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 869人(前日比6人増)、死者 9人(増減なし)。
感染増加者数が 1桁 に。

冒頭でお伝えのとおり、外出は可能となりました。
私も昨日、銀行やスーパーには行きまして、行列も混乱もなく、通常の業務や買い物が可能でした。
市内は、バスの運行が少ない印象はありますが、車やトゥクトゥクは平時より少なめもそれなりの交通量があり、人通りもあるな、という印象。
これは、、、2〜3週間後に感染がある程度広がることは避けられないかもしれません。

そんな市内の様子や銀行・インフラサービスなどの昨日の様子を、Spice Up さんがレポートされていますので、ぜひご参考に!

南アジア各国の感染者数・死者数をマップで。
スリランカはうまく対応していることがわかる。
インド・パキスタン・バングラデシュはやはり広がっているな。。。

スリランカのビジネスニュース

コロンボ証券取引所(CSE)は昨日、7週間ぶりに取引を再開したが、主要20社による S&P SL20 指数が開場時に 10% 以上下落、サーキットブレーカーが発動し、取引開始後 38秒で取引を停止。

大統領は、都市部の早期開発などによる国の正常化を議論する会合を開催。内容は次の記事で。

会合の中での、大統領の主な発言・指示分野(=国策)

・これらの開発は、国外からのローンを受けることなく、国内政策(投資)によって継続。
コロンボ港の東部・西部ターミナルの開発を早期に開始。
低中高所得者層を対象とした住宅建設。
国外からの長期滞在者を対象に、設備の整った賃貸住宅を建設。
・中断しているコロンボ市内および隣接地域での大型ビルの建設に着手。
・コロンボ市と都市を結ぶ道路網の早期建設。
・すべての開発プロジェクトにおいて環境保護措置を遵守。

・新経済モデルの優先分野は外国投資獲得と輸出。
 農業・地場産業・製造(アパレルを含む)・ハイエンドの観光・高等教育・土着医療などが中心に。輸入代替の議論も。

漁業での輸出拡大の課題は、遠洋まで出るための船の燃料となる軽油の高価格。漁業業界は軽油の値段を下げるよう、政府にロビー活動を予定。

こんな船で遠洋に出るわけではあるまい。。。
スリランカでは、輸出向けの漁業者はライセンスが必要で、流通も別個。輸出向けの魚はやはり質が良いようで、生食(刺身)向けにも使われるようですが、国内では回ってこないので、在住者はありつけない。。。
海に囲まれた島国なので、ぜひ輸出資源として活用してほしいところ。国内でも食べたい。

ライドシェアアプリ UBER は、医療従事者の送迎に特化したサービス “UBERMedic” を開始。コロンボの感染症病院(IDH)とスリランカ国立病院(NHSL)の医療従事者に対して、850万ルピー(約510万円)相当の無料乗車サービスを提供。

UBER のグローバルでのコミットの一環のよう。素晴らしいですね。

ロックダウンの緩和後、トゥクトゥク運転手が、過大な運賃の請求などの無責任な行動に出る可能性があると警告。
トゥクトゥクはスリランカ全土に 110万台普及し、約80万人の運転手とその家族が乗客からの収入に依存しており、ロックダウン中は収入が途絶えている。彼らをチェックする規制機関はなく、ロックダウンの緩和後、ぼったくりなどに走る恐れ。

スリランカのポリティカルニュース

大統領は、保健・伝統医療サービス省長官など、7人を省庁長官に任命。軍出身者への信頼が厚い。

スリランカ政府は、コロナウイルス感染による死者の火葬を義務付け。一方、火葬はムスリムの教義に反しており、ムスリムは反発。この中、火葬された死者の死因がコロナウイルスによるものではない事例が発生し、基本的な宗教的権利を奪われたとして家族が反発。

珍しく アルジャジーラ の報道。大きな問題に発展しないように。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

どこまでホントなのか。。。

もう軟禁生活ではない?

ストゥティ! (ありがとう!)

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