アーユーボワン!
逆走。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 4,628人(前日比 105人増)、死者 13人(増減なし)。
北西部マンナールで 5人の感染者。
コロンボの国立病院のスタッフ 3人が
コロナウィルス陽性反応。3人が勤務
していた 3病棟と手術室を一時的に閉鎖。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
コロンボ 7 ど真ん中、ですね。
そこにも感染者がいた、と
いうことで、気をつけよう。
10月9日(金)に実施した
PCR検査数は7,196件。
1日あたりの検査数としては最多。
9月22日(火)にマッタラ空港に到着した
Brandix 社のチャーター飛行機便について、
公衆衛生検査官の団体幹部は、
インドからの乗客の降機と
(14日間の指定ホテルでの強制検疫後の)
14日間の自己検疫が監督されていないと主張。
同幹部は、インドからの乗客が14日間の
強制検疫を受けていたならば、これに続く
14日間の自己検疫期間を監督するよう
公衆衛生検査官に引き渡されるはずだが、
誰も監督していないと述べている。
スリランカのビジネスニュース
ロクゲ交通大臣は、交通渋滞の一因である
コロンボ中心部 〜
コロンボ西方 アヴィサウェッラ
を結ぶ鉄道ケラニバレー線を複線化する、
鉄道路上で定住する 1,000人以上の住民は
より良い住宅設備と移されると述べた。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
【追記と訂正】
本記事中に、「アジア開発銀行
(ADB)出資による」との
記述があり訳出したのですが、
「ケラニバレー鉄道事業から
ADBを除外」とのニュースが
別で報道されており、
一旦削除しました。
カトゥナヤケ自由貿易投資区の労働組合は、
コロナウィルス蔓延により操業を停止した
アパレル縫製工場雇用側が、従業員の
賃金・手当・休暇を削減しているほか、
勤続年数 1年未満の従業員の解雇を
進めていると指摘。
労働組合は、雇用者がコロナウィルスを
理由に労働者の権利を奪うことは
許されないと主張。
コホナ駐中国スリランカ大使は、
中国との貿易強化には高品質製品の提供と
供給の継続が重要で、その供給源となるよう
スリランカの産業を開発すべきと述べた。
【同大使の発言】
・新政権は、中国との貿易・投資関係の発展を重視。新しいことではないがより熱心。
・2019年、スリランカから中国への輸出は 2.3億米ドル相当。紅茶・ココナッツ関連製品・ゴム製品・鉱物・アパレルなど。
一方。中国からの輸入は 40億米ドル超。
・中国はリッチで主要な市場。スリランカは貿易拡大にあらゆる手段を模索すべき。
紅茶を重視する一方で、シナモン・胡椒など他のスパイスの輸出も検討すべき。天然ゴム製のタイヤやマットレスの供給も可能。
中国人はファッションへの意識が高く、スリランカの高品質衣料品は大きな可能性。宝石は、中国人が世界最大のバイヤー。
・スリランカはまだ、活況を呈する中国経済の恩恵を最大限に享受していない。スリランカ製品のイメージ向上に、北京・上海・深圳・天津などの中国本土の主要大都市をターゲットとすることが重要。
・高品質製品の輸出の継続が、世界第二位の経済大国でスリランカのイメージを向上させるには不可欠。
例えば、スリランカは紅茶の安さを強調しているが、中国はもはや安い紅茶には興味がなく、高価で品質が良く見栄えが良いパッケージの紅茶。スリランカが進むべき方向はそちら。
・提案されている中国・スリランカの自由貿易協定(FTA)は、その実現可能性を研究していないとして、コメントを避けた。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
高品質高単価製品の供給源と
なるべき、との指摘。
今の輸入代替促進政策では、
例えば製薬でもジェネリック品
生産で、高技術・高単価ではない。
それをあえてスリランカから
買うのか?「なぜスリランカ?」
に答えられないなあ、との疑問。
「ただ作る」からの脱却に課題、
ということでしょうか。
品質やサービスの重要性への
理解をどう定着させるのか、
簡単ではないですが乗り越える
ことが必要なんでしょう。
テプリッツ駐スリランカ・アメリカ大使は、
スリランカとアメリカの貿易は
まだ成長する可能性があると述べた。
【同大使の発言】
・スリランカ企業がアメリカとの貿易を最大化する方法の一つは貿易優遇措置のより有効な活用。
昨年の対アメリカ輸出総額のうち、一般特恵制度(GSP)を活用した輸出は 5.32%のみで、非常に小さいと思われる。
ドイツの農産物市場専門家は、
スリランカはまだ、EU市場への
生鮮果物・野菜の主要輸出者ではないが、
大きな潜在可能性があると述べた。
【同専門家の発言】
・スリランカは、品質確保や栽培過程の確認方法が確立されていないため、高品質農産品の供給国となっていないが、主要輸出国となる大きな潜在可能性がある。
・2月3日〜5日にベルリンで開催される果物・野菜・スパイスの国際見本市などに参加し、世界市場でスリランカの知名度を高めていくべき。スリランカの農産品はEU市場に進出する大きな可能性を秘めているが、これには戦略的なプロモーションと認知向上のキャンペーンが必要。
・EUは 約4.5億人の市場、世界第2位の経済大国・地域。生鮮果物・野菜の世界貿易の約45%を占める。
・EU市場では、プラム・ココナッツ・唐辛子・パパイヤ・バナナ・パイナップルの需要が増加し、ドイツでは新鮮な果物や野菜の需要も増加。
輸入果物では、バナナ・柑橘類・ブドウ・アボカド・マンゴー・パイナップルの人気が高い。
2017年の生鮮果物の輸入量は、ドイツがトップ、オランダ・イギリス・フランスが続く。
・スリランカの野菜の貿易相手国は、インド・モルディブ・UAE。
果物やナッツ類はアメリカ・サウジアラビア・インド。
国有の海運企業
Ceylon Shipping Corporation Ltd (CSC)
会長は、来年 9月までに石炭運搬船を
2隻追加し、ノロチョライ発電所への
石炭供給を倍増させると述べた。
9月〜翌年4月の間、CSCは
同発電所の石炭需要の約 25%となる
年約220万トンの石炭を同発電所に供給。
スリランカのポリティカルニュース
第20次憲法改正案を巡って最高裁判所に
提出された、政党・弁護士会などによる
39件の意見書に対する最高裁の決定文書
と思われる文書が、ネット上で公開。
・同文書は、10月9日(金)にアベイワルダナ国会議長に送付され、10月20日(火)の国会で発表される予定。
国会筋は、リークされた文書が本物か確認はしないとした。
・複数の弁護士が、リークされた文書を「本物と見える」と回答。
・憲法学者の一人は、国民投票なしでの政府による改正法案を通過に、司法がゴーサインを与える内容だと述べた。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
どんな顔。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
コメント