経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年1月30日

アーユーボワン!

2月4日(木)はスリランカ独立記念日。
1月31日(日)〜2月4日(木)、
リハーサル等々のためコロンボ市内では
特別交通規制が敷かれるそう。
一方通行、通行止めなどあるようです。

何書いてあるかわからん。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 62,445人(前日比 859人増)、
死者 305人(前日比 8人増)。

1月29日(金)、スリランカ国内での
コロナワクチン接種を開始。
コロンボの感染症病院(IDH)院長に
最初のワクチン接種を実施。
医療従事者や軍人など 5,200人に投与。

30日(土)からは、同じく
コロナ対策の前線に立つ軍人への
ワクチン接種が実施される予定。

スリランカのビジネスニュース

1月25日(月)〜 29日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は上昇。
株式指数(ASPI)は 8,668.07。
前日比 1.6% 下落、前週末比 2.4% 上昇。
27日(水)、ASPI史上最高値を更新。

1月29日(金)正午過ぎ、
CSEは参加証券会社数社のシステム
障害により、取引を45分間停止。

為替は少し戻す。

資産運用企業 Ceylon Asset Management
はレポートで、 CSEは魅力的な
バリュエーションで取引されており、
2021年は他新興国株式市場を
アウトパフォームする可能性と発表。

・スリランカ政府は、2021年のGDPの5%成長に自信。
・輸出収益は10億米ドル/月と、コロナ危機前の水準まで戻っており、2021年にはアパレル繊維・紅茶・シーフードなどとともに、農業セクターが輸出と収益を伸ばす。
 輸入制限と一部セクターへの税制優遇は、国内経済成長を後押しすると予想。
・中央銀行は、2021年の財政赤字を8.9%と予測。

政府は、国営企業を収益事業体に転換し、国営のまま上場させる意向。これは国際通貨基金(IMF)が指導する民営化を現時点は検討していないことを示唆。
・今後の事業遂行は、融資を受けず、官民パートナーシップ(PPP)、建設・運営・譲渡(BOT)、建設・所有・運営・譲渡(BOOT)によって推進する戦略。
多国籍企業や株式市場からの投資増を目指す。カナダ拠点の最大手損害保険会社の一つ 金融企業 Fairfax はスリランカの長期的な見通しに自信を持ち、CSEへの投資を拡大。
【参考】12月14日のニュース
フランス開発庁(AFD) は、今後3年間で4億ユーロ相当の非ソブリン債ポートフォリオをスリランカの官民セクターに拡大予定。
【参考】12月21日のニュース

一方で、外国直接投資(FDI)誘致が実現しない場合、ルピーの為替レートに圧力がかかる。金利やインフレへの圧力緩和には財政赤字の管理が重要。
・世界的なコロナ危機の克服がなければ、観光セクターの収入は実現できない。
・国連人権委員会の2021年3月セッションでは、戦争犯罪とコロナウィルス犠牲者の埋葬についてスリランカを議題としており、イメージが損なわれば、貿易・投資・観光に影響する可能性。

・株価収益率が15倍に達する前、国の格付けが見直される前の2021年中に、投資家はそのポートフォリオにスリランカ株式を含めるべき。
・また、スリランカの国際ソブリン債の価格は大幅(30%以上)に割引されており、この特異な利益機会を利用すべき。

Kida
Kida

強気&楽観的にも思えますが、
政府の取組みのまとめ、
国際投資企業の動きも
紹介されています。

国際NGO Transparency International は、
「2020年腐敗認識指数(CPI)」を発表。
スリランカは、100点満点の38点で、
180か国中94位。
一昨年の89位、
昨年の93位から順位を落としている。

上位と南アジア諸国の順位。

グナセカラ駐日スリランカ大使が
コロンボ港東コンテナターミナル(ECT)
を語る。中国一辺倒を否定、
「スリランカ国民の94%は日本が大好き。
一番人気の国は日本だ」と。

アルトガマゲ農業大臣は、
「農産物種子の輸入に毎年2億ルピー
(約1.2億円)が費やされている。
今後3年間で、必要な種子の約80%を
国内生産するよう計画しており、
国内生産ができない種子以外は
3年以内にその輸入を停止する」と述べた。

アムヌガマ車両規制・バス交通サービス・
輸送車自動車産業担当大臣は、
キャンディ地区でまもなく
「パーク&ライド」システムを
導入する予定と述べた。

同大臣はまた、
コロンボでの同バスサービスは
半年で利益を出す想定だったが、
2か月で利益を出したと述べた。

南東部沿岸、東部州アンパラ県
アカライパトゥ〜コマリ地区での
鉱物資源開発計画について、
環境影響評価(EIA)報告書が出され、
計画の推進を許可。

・開発計画者は Capital Metals Ltd 社
 イギリス・ドイツ・オーストラリアなどから出資を受け、世界での鉱業活動に実績を持つ鉱山投資チーム。
・提案されている開発計画は 40.5百万米ドルとなる見込み。
Damsila Exports (Pvt) Ltd が対象鉱床の採掘許可を取得、独占採掘権を保有。
イルメナイト、ルチル(金紅石)、ジルコン、ガーネット、シリマナイトなどの埋蔵があると見られている。
・EIA報告書では、対象地域では産業がなく多くの住民が失業中だとし、開発による直接雇用のほか、交通や関連サービスによる間接雇用も創出されると述べている。また、採掘鉱物の加工品の輸出による外貨獲得にも触れている。

スリランカのポリティカルニュース

在スリランカ・インド大使館は、
インド政府の支援により、
スリランカ警察へのオンラインによる
研修コースを開始したと声明で発表。

・インド政府は、スリランカ警察当局の訓練ニーズに基づき、2018年と19年に200人超のスリランカの警察官をインドに招待して研修を実施していた。
・今年は、コロナウィルス蔓延による渡航制限のため、オンライン研修1か月間で提供。
 尋問捜査技術・人身売買・金融詐欺・麻薬・インテリジェンス・国家安全保障・サイバー犯罪・テロ対策など10コース。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

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