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スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:660,633人(前日比 234人増)
死者:16,452人(前日比 2人増)
スリランカのビジネスニュース
インド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) は、
急激な通貨安と国際価格の高騰を理由に
ガソリン価格を16%値上げ。
軽油の値上げは発表されていない。
同社は2月7日、3月10日に値上げを発表したばかり。
【参考】2022年2月7日のニュース
2022年3月11日のニュース
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
あっという間の再値上げ。
インフレってすごいな😱😱😱
ど真ん中で体験中。
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) 会長は、
国内には十分な燃料在庫があると述べた。
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誰がこんなモン信じるのか。
CPC もすぐ値上げやろうし。
3月26日(土)の計画停電、
日中夜間合わせて4時間20分〜5時間。
燃料の不足によりケラワラピティヤ発電所が停止。
関係者によると、来週の計画停電は1日あたり10時間に延長される予定。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
2つ上の記事で「燃料ある」って言ってるやん。
そういうこと。
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
CPC は十分な燃料の供給を保証しており、
来週以降に停電時間が延長されることはないと否定。
国営 セイロン電力公社(CEB) 報道官は、
1日あたり10時間への停電時間延長はまだ決定されていないと述べた。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
「保証」なんてできないんだから。
できなくてもウソつきゃいいんだから。
「まだ決定していない」って、、、
「決定待ってます」ってことでやる気満々。
10時間停電に 3,000点。
寝てる間の時間くらいしか電気ないってことか。。。
最長の LPガス(LPG)に並ぶ列か?
からの、、、
中部キャンディで LPG 購入の列に並ぶ人が衝突、負傷者が。
前夜から多くの人が並んでいたという。
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ホントに暴徒化するかもしれませんね。
ホントに怖いんですよね、もう。
大統領はスリランカ観光開発委員会(SLTDA)を視察。
「スリランカをアジアからの観光目的地にする。
課題を解決して世界的なキャンペーンで観光客誘致を強化すべき。
観光業全部門は、2022年中に130万人の観光客を獲得する
目標の達成に努めなければならない」と述べた。
コロナ危機前のスリランカの観光客数は、
2018年が最多の230万人、
連続爆破テロ事件が発生した2019年が190万人。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
国際航空便を増やせ、とかは言ったようだけど、
記事中に具体策がなんもない。
「気合いで増やせ」とのご指示ね。
こういうこと↓ですよね。
「10時間の停電がある地に観光客が来たいと思うか?」
3月21日(月)〜 25日(金)の週、コロンボ株式市場(CSE) は上昇。
株式指数(ASPI)は 10,455.32。前日比 0.03%⤴️、前週末比 1.0%⤴️。
スリランカのポリティカルニュース
大統領は タミル国民連合(TNA) 幹部と会談。
国の経済的繁栄に向けて政府と一体での取組を呼びかけた。
大統領は「国の指導者として全国民を平等に扱うよう注意を払う」と述べた。
ラージャパクサ家と現在の危機、
野党への注文など、政治面を中心とした寄稿。
・政府は何もわかっていない。経済破綻の回避に、観光業の回復、インドと中国による救済によるとの希望は極めて不十分だと証明された。無能と不始末、国民の苦しみへの共感の欠如が合わさった。
・政府当局の支離滅裂なお喋りは、大衆の非難と怒りを煽るばかりである。委員会を設立し、さらに委員会を設立する。
・中国の銀行は支払いを要求し、インドの援助に対する条件はまだ明らかにされていない。
学校の試験は紙がないために延期、燃料を買う行列で国民は死に、一日おきに政府の退陣を求める市民の平和的デモが続いている。時間稼ぎはもう終わった。
・分析によると、(結ばれるかどうかはわからないが)もし国際通貨基金(IMF)との協定が結ばれる場合、実現には少なくとも6か月はかかる。その間もそれ以降も、事態は悪化していくだろう。
・国は2019年と2020年の選挙のひどい失敗の代償を払っている。経済がさっぱりわからず、小隊長ほどの統治経験もない大統領により、我々は破産に追い込まれようとしているのだ。専門知識と経験のある人はどこにいるのか?政府に経済学者はいるのか?
・私たちが抱えているのは経済危機と政治危機。両方が合わさってガバナンスの危機を作り上げている。経済と政治を別々に扱うことはできず、この惨事からの回復には明確な戦略的ビジョンが必要である。
・それには、明確で一貫した改革と再生の政策に支えられた、確固たる断固とした政治的リーダーシップが必要。690万票を獲得して国会で 2/3 の多数を占める現政権はこれに理想的な立場にあったが、能力がない。
・政権の関心は、王朝の存続のために権力にしがみつくこと、面子を失わないための愚かな執着だけに見える。閣僚だったガマンピラとウィーラワンサの閣外退出で、ようやく閣内の不安や不和に蓋をできた。しかし、政府内で必要な安定と決意は確証がなく、政策の抜本的改革とその必要性を国民に伝える強い意志がなければ、遠からず崩壊するだろう。
・なぜIMFへの要請にこれほど時間がかかったのか、IMF報告書が経済をどう語っているのか、IMFでどんな犠牲を強いられるのか。これらの質問への答えを国民が政権に求めたのはもう過去のこと。今はただ「サー・ゴー・ホーム!」。
・大統領はこれはどうしてもできない。王朝を終わらせることになる。後継者となりうる弟のバシル財務大臣や甥のナマル・スポーツ大臣は、選挙で大勝した2019年と20年は再現できない。前者は人気がなく、後者はまだ本気ではない。
・ラージャパクサ家は、政治での存続と安全のため次の国政選挙に勝たなければならない。
そのため次の選挙は、おそらく近年にない規模での暴力、脅迫、威嚇に彩られるだろう。軍はラージャパクサ陣営の不可欠な要素として利用される可能性が十分にある。選挙も民族の動きと混乱の中で実施される可能性がある。
または、正統性の二大勢力である衣装と服装の人々が大統領が適当でないと考えた場合、民間の衣服に身を包んだ強力な人物に交代させるかもしれない。シャベンドラ・シルヴァ将軍か?
・野党はどう対応するのか。デモは数の上では成功し、大衆の怒りは十分に伝わた。
しかし、これら大規模デモの真の目的・目標は何なのか?変化がなく危機が悪化したら、国民は我慢できなくなるのか?
・大統領に退陣を要求するプレマダーサ 野党 SJB 党首によると、中東3か国が SJB 政権への支持を約束しているらしい。プレマダーサは大統領の任期を持たせないよう国民の不満と怒りに頼っている。しかし大統領は来年まで大統領選挙を行う必要はない。
・野党の課題は結束。広範な野党連合のなかで、SJB と JVP が一人のリーダーのもとでまとまることができるのか。
JVPはラージャパクサ家に勝利できると考えているかもしれないが、JVPの経済政策はどうなっているのか。1988年〜89年にJVPが起こした暴力と苦痛を国民が許すだろうか。
UNP にまだ支持者はいるのか。
・野党は明確で実現可能な戦略目標を明らかにしなければならない。デモが成功した場合の政策と行動計画を示し、政権を取ったら即座に必要な改革を実行に移さなければならない。
・プレマダーサ、ウィクラマシンハ、ディッサナヤケ、ラナワカ、その他の大統領候補がこれに同意できるだろうか。そうでなければ、我々はさらに混乱に陥るだろう。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
政治面での論説や寄稿はあまり取り上げないのですが、
この記事はところどころ読み物として面白いかと。
長くスリランカ政治を見てきた方にとっては
分かりきった表面的な議論なのかもしれませんが。。。
次の選挙が「暴力的になる」可能性は注意ですね。
ラージャパクサ家の政治力存続をかけた選挙、
民族主義を煽って金と暴力が飛び交う?
一方で、野党の結束には疑問符で野合になる可能性。
根底には「政策がない」との重大欠陥。
ただ批判してるだけ、ということですね。
毎日ニュース読んでる人間としては、
「政府当局の支離滅裂なお喋りは大衆の非難と怒りを煽るばかり。
委員会を設立し、さらに委員会を設立する」
が「そのとおり!」と個人的にツボ。
与党も野党も中身がカラッポ、ってことね。。。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
地下労働。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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