スリランカ中央銀行発表 〜 対外セクター概況(2021年7月)

アーユーボワン!

中央銀行は、2021年7月の
輸出入、外貨獲得状況、
為替レート変動の概要を報告する

「対外セクター概況」を発表。

中央銀行プレスリリース。
【参考】External Sector Performance – July 2021

概要&和訳↓。

【概要】

2021年7月の貿易収支は6.07億米ドルの赤字。前年同月の 2.09 億米ドルの赤字から拡大。前年同月比で5か月連続の赤字拡大。
 輸入額は前年同月比+32.2%の17.1億米ドル、輸出額は同比+1.7%の11.0億米ドル。

2021年1〜7月累計の貿易赤字は、前年同期比▲42.8%の49.2億米ドル。
 輸入額が前年同期比+30.7%の117.3億米ドル、輸出額は同比+23.7%の68.0億米ドル。

(1)輸出入
コロナ危機のなか輸出額は好調に推移、前年同月から増加。
 前年同月比で、工業製品では石油製品、機械・機械器具、ゴム製品で増加、農業品では水産物やスパイスが増加。

輸入は前年同月から大幅に増加。
 消費財、中間財、投資財の全主要カテゴリーで増加食品・飲料では、砂糖や粉ミルクは減少したが、ココナッツオイルや野菜、スパイス(主に唐辛子)の輸入が増加。家電製品(テレビ)やベースメタルも増加。
(2)観光客、国外送金

・出稼ぎ労働者からの国外送金は前年同月比▲35.4%の 4.5億米ドル、前月に続き減少。
 2021年1〜7月累計では、前年同期比+2.6%の 37.8億米ドル。

・2021年7月の観光客数は 2,429人。
 2021年1〜7月累計では19,337人(前年同期:507,311人)。
(3)外貨、為替
2021年7月末の総公的準備金は 28億米ドル、輸入の1.8か月分に。
 総公的準備金と銀行セクターの外貨資産を合わせた総外貨資産は、59億米ドル、輸入の3.8か月分をカバー。

・為替レート(*公式)はおおむね安定。7月の対米ドル為替レートは 0.6%上昇。
 2021年初めから9月10日の間、ユーロ、英ポンド、日本円、豪ドル、インドルピーに対して下落。

【中央銀行プレスリリース和訳(仮訳)】
あくまでも筆者作成の仮訳であり
 翻訳の正確性や内容には

 一切の責任を負いません。

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