ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月17日

一応軟禁生活58日目。今日は終日、ホントに外出禁止。

日本からご覧いただいている皆さま、
本日18:00〜 放映のTBS「世界遺産」は シーギリヤ!
登るのは結構大変ですが、圧巻の世界遺産です。
どうやって作ったんか、訳わからん。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 960人(前日比25人増)、死者 9人(増減なし)。

スリランカのコロナ感染者のうち、回復者の数が感染中の患者数を上回る。

昨朝、日本からスリランカへの帰国者などを乗せたスリランカ航空臨時便が到着。
到着者は隔離検疫に。

スリランカのビジネスニュース

スリランカの研究機関、Pathfinder Foundation は、元中央銀行総裁などによる報告書を発表、大統領に提出。報告書の中で、以下を述べている。

スリランカ経済危機の影響は、30年近い内戦時よりも悪化する可能性がある。
・人間の生命を守ることに焦点を当て、短期的には経済安定を回復し、中期的には経済成長の基礎を築くべき。
・財政と外貨準備高のバッファーを構築、民間部門の事業再構築のための投資環境改善が必要。

そんなこと言わんといてー。。。

スリランカ観光業開発機関(SLTDA)会長は、7〜8月の観光・予約への照会をヨーロッパやインドから受けており、希望の兆しが見え始めているとインタビューで述べた。

スリランカへの入国手続きの想定につき、以下を発言。
旅行の 2週間前にPCR検査を実施のうえ、オンラインビザを申請
4つ星 / 5つ星ホテル、または無料政府施設 での 2週間の検疫
・認証済宿泊施設の紹介も

PCR検査を自分で受けてこい、と。
以前に大統領が発言していた、「健康証明書」の役割がこれになる可能性。

大統領は、教育・大学関係者との会議のなかで、
「大学を卒業した若者が就職先を見つけられていないのであれば、システムに本質的な問題があるはず。就職要求のデモを行うのではなく、仕事が卒業生についてくるようにすべき。」
と批判し、以下を発言。

・若者による国外での教育は莫大な外貨流出を招いている。
・大学生の利用を念頭に、低価格のコンピュータの組立ての可能性を強調。将来、大学に入学者すべてにPCを提供する必要。
・大学生は、入学前に、コミュニケーション技術や英語などの包括的な知識を身につける必要。

大学生・人材の能力向上が必要、と。ダンミカ・ペレラさんも言ってたし。

スリランカの人材は、理系の医学・コンピューターサイエンス・エンジニア 卒業生は非常にレベルが高い。専門性だけでなく、思考や姿勢そのものが優秀で、本当に勉強になる。

文系はアカンかも。結果・成果物を出す、との理解がそもそも低い。私の偏見ですケド。
とはいえ 大学生はほんの一握りなので、そこに進めない大半の若者のスキルや勤労意識の向上なども必要。働けよ〜、と。

LankaPay などを提供するスリランカ最大の決済インフラ企業、Lanka Clear (Pvt) Ltd の チャンナ・ダ・シルバ CEO は、電子文書の受入れを政府も始めており、スリランカでの電子署名が世界で認知されるようになるだろうと述べた。

スリランカのポリティカルニュース

英ガーディアン紙 が 5月15日(金)、
「Eelam(イーラム)の土着の名称で知られている観光地の島はどれか」
とのクイズを掲載、その回答欄の内容に対し 在イギリス・スリランカ高等弁務官(大使)が抗議文を送り、ガーディアン紙が削除する騒動が。

このクイズの回答に「スリランカ」を選択すると、
「この島の反政府軍事組織のフルネームは『タミル・イーラム解放の虎(LTTE)』」
との解説が出ることに対し、
SNS上で「スリランカの解説にそんな文章を出す必要があるのか?」と抗議が出た、という経緯。

「Eelam」はタミル語でスリランカの島のことを意味する、と言う人もいるそう。
民族、内戦の長い歴史があって、なかなかセンシティブ。
だけど、、、こんな表示はいらんよなぁ。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

どこが間違ってるかわからんかった。。。

今日はホントに軟禁。明日から一応軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

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