経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年12月12日

アーユーボワン!

ここ数日、右肩と上腕が痛すぎて
右腕を上げられない。
シジューガタ、ゴジューガタ、という
ヤツか。おっさんになったなー。

「シジューガタ」「ゴジューガタ」と
カタカナで書くと、スリランカの
名前・地名に見えないこともない。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 31,375人(前日比 762人増)、
死者 146人(増減なし)。

昨日スルーしてしまいましたが、
あっという間に 3万人突破。

首相は、政府のコロナ対策への支出は
12月末まで 900億ルピー(約540億円)
に達すると明らかにした。

スリランカのビジネスニュース

バシル・ラージャパクサ 経済復興・
貧困撲滅タスクフォース議長が
議長を務めるハイレベル協議を開催。

保健・観光・航空当局の高官が出席し、
1月第2週までに観光客向けに
国境を再開するよう準備を指示。

議長は、必要なPCR検査の上限の設定、
観光客受入れ再開への手順の決定を
迅速化するよう求めた。

12月7日(月)〜 11日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は14日間続伸。
週末の終値は6週連続で上昇。

株式指数(ASPI)は 6,614.56。
前日比 0.1% 上昇、前週末比 3.4% 上昇。

公式データは、歳入減とコロナ危機のなか、
2020年1〜8月に徴収されて税収のうち、
84%が、公務員と政府支配層の
給与と年金にあてられ
ていることを示す。

スリランカの肥大化した公的セクターは、
国民から徴収された税金の主な受益者で、
長年にわたって税収の大部分から
その収入を得ている。

大統領は民間企業経営者と、
コロナ危機からの経済復興と
長期的な経済発展を議論。

【大統領の発言】
なんでも輸入して売ることは容易だが、強い経済を築くことはできない。経済成長は、全分野でバランスが取れたものである必要があり、民間部門の貢献と新たなアプローチが極めて重要。
・人口の35%を農民が占め、農業は70%の人々の生活に影響。農業部門の生産性を向上し、若者を惹きつける必要がある。

格付け機関 Standard and Poor’s
大きな財政赤字と過剰な流動性が
為替レートを圧迫し、債務返済を
より困難にする可能性があるとして、
スリランカのソブリン債格付けを
「CCC+」に格下げ。

カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣はこれに対し、
格付け機関や銀行は「外部傍観者」で、
政府には債務返済を履行して
きた
実績があると反論。

同大臣はまた、
来年度予算案による民間セクターの
成長の見通しに強気の考えを示し、
コロナ危機のなかでも回復力を見せた
スリランカ経済に投資家は
自信を示していると表明した。

ジャヤスンダラ大統領府長官は
国営企業に対し、
広告マーケティング活動を抑制し、
同目的の支出を年間予算の5%に
制限するよう文書で指示。

指示のなかで、宣伝活動は必要だが、
支出は生産的かつ結果重視で、
国営企業に商業的にも社会的にも
利益を出すものでなければならないと
述べている。

農業省は、農村経済発展を目的に、
輸出市場向けの果物を栽培する
2,000世帯に 7億ルピー(約4.2億円)
を割り当てたと発表。世界銀行が支援。

輸出用にバナナ・グアバ・パイナップル・アボカドを栽培。
・外国市場の需要を満たす高品質品栽培に必要な技術と知見の提供、付加価値を高める最先端加工センターを設置。
Dole 社 の代表は、アルトガマゲ農業大臣と面談し、これらの生産物への外国市場開拓に合意。
中東やフィリピンに輸出。最初の輸出は2021年第一四半期の見込み。

ガラス・医薬品製造大手
Piramal Glass Ceylon PLC 社 は、
インド Pristine Glass Ltd 社 に
株式の56.45%を130億ルピー
(約78億円)で売却する契約を締結。

・Piramal Glass Ceylon PLC はインドのコングロマリット Piramal グループ の一つ Piramal Glass Ltd 社のスリランカ法人。
 Pilamal Glass LTD 社は、ガラス製造で 1,475トン/日の生産能力を持ち、アメリカ・インド・スリランカに工場を有する。
・インドのメディアは、プライベート・エクイティ大手の Blackstone が Piramal Glass LTD 社を約10億米ドルで買収する契約を結んだと報じている。

先週、新興不動産企業
Lanka Realty Investments PLC (LRI) 社が、
コロンボ市内の商業施設 ユニティ・プラザ
の所有会社の買収を発表。
【参考】12月4日のニュース

同社トップは、ユニティ・プラザを
コロンボで最も人気のある
IT小売・流通スペースにするとし、
シンガポールの「シムリムタワー」
1980年代に、目立たないビルから
シンガポールIT産業に欠かせない
最先端のITガジェット販売スペースに
なった変貌を再現するとしている。

・「シムリムタワー」は当初、テレビやプリンターの販売業者が数社入っているだけの目立たない建物。3,000万米ドルのプロジェクト。
・1987年に新経営者に引き継がれ、「シムリムスクエア」として、1.4億米ドルのプロジェクトに。
 現在ではシンガポールIT産業に欠かせない存在となり、その名は最先端のITガジェットやギズモの宝庫の代名詞となって、毎日多くの国内の人々や観光客が訪れる場所に。

・LRIトップは、ユニティプラザをテクノロジーのハブに変え、IT製品のショッピングを超えた総合的な体験ができる場所にするとしている。

Kida
Kida

ノッチかと思った。

コロンボは良い販売の場所が
ないですよね。東南アジアの
ように立派なモールはないし、
モールは「遊びに行く」場で
「ショッピングする」場では
ない、という印象。

「良いモノにその対価を払う」
という感覚はないので、
一般商品は「安い悪い」の
品がそろいますが、、、
IT関連商品であれば
そこは超えられるかも。

しかし、ユニティプラザが
変貌するのか。。。
想像つかん。。。
結構な勝負な気がする。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

アブナイやつ。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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