アーユーボワン!
ヒルトンホテル、バレンタイン用ランチ&ディナービュッフェ。
「愛はすべてを乗り越える」らしい。そんなこたぁない。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:624,545人(前日比 1,297人増)
死者:15,723人(前日比 31人増)
スリランカのビジネスニュース
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
停電を避けるために夜間ピーク時の電力使用を最小限に抑えるよう国民に呼びかけ。
PUCSLは声明で、午後6時〜10時の夜間ピーク時の
ホットプレート、給湯器、アイロン、洗濯機、エアコンなどの
電力消費量の多い家庭用機器の使用を控えるよう要請。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
ガスがないから夕食作るのにホットプレート、なんだけど、電気もない。
給湯器もエアコンも。。。
2021年11月〜12月、スリランカは外貨準備高のうち6.64億米ドルを商業銀行に売却。
固定為替レートの維持のために外貨準備高から市場に供給。
ガマンピラ・エネルギー大臣のツイート。
「全世界がコロナ禍に飲み込まれたが、外貨不足に直面した国は一部だけ。
経済危機は債務負担が原因で、コロナ禍が悪化させた」
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
政府内で議論してる上での意見表明だと良いんですが。
財務大臣、中央銀行総裁と論戦して、
具体的な対策とアクションを見せていただきたい。
コロンボ港のフィーダー船社は、
3月1日からコロンボ港3ターミナルと非船舶運航業者(またはその代理店)の間で
港湾保管料等の直接請求をできるようにしなければ、
同日以降のコロンボ港発着の貨物輸送に対応しないと通告。
・非船舶運航業者のコンテナ貨物を輸送するフィーダー船社は、これまで慣行で、コロンボ港の各ターミナルに港湾保管料金等を立替で支払い、その後非船舶運航業者からその支払いを受けている。
・外貨危機が深刻化するなか、未精算の輸入コンテナが港に滞留、輸入業者が放棄するケースも出てきており、落ち度のないフィーダー船社が港湾保管料や処分費用の責任を負わざるを得なくなっている。
・政府他が運営する各ターミナルはまだ、非船舶運航業者とその代理店を直接の顧客とは認可していない。
・インドやパキスタン、ドバイ、シンガポールなどターミナルは同様の直接請求を可能としており、コロンボ港のハブ港としての地位を脅かす可能性がある。
アメリカ MSCI Incorporated が組成する MSCI 新興国指数 の構成銘柄に
コングロマリット LOLC Holdings PLC が組み入れられた。
Financial Time 紙の記事。
デフォルト危機と債券投資家の思惑。
・スリランカは、2019年の大規模減税とコロナ禍での観光客減少、格下げの連鎖で危機に陥り、世界の金融市場へのアクセスを失った。
・世界銀行 によると長期債務総額450億米ドルのほとんどが米ドル建。今年の債務と利子の返済に約70億米ドルが必要だが、外貨準備高は30億米ドル以下にまで減少。
次の大きな課題は、7月に予定される10億米ドルの返済。支払いができなければ、スリナム、ベリーズ、ザンビア、エクアドルなどに続きデフォルトを起こすことになる。
・投資企業 Allianz Global Investors の新興国債券の担当者は、
「スリランカ政府は驚くべき支払い意欲を示しているが、なぜ彼らがそれを望むのか、少し驚いている。スリランカはほぼ破産しており、貴重な外貨を無駄にしている。避けられないことを先延ばしにしているだけだ」と述べる。
・米ドル建国債は額面の半分近くで取引されており、投資家が全額返済されない可能性が高いと考えていることを意味する。
・スリランカ国債を保有する投資会社 BlueBay Asset Management の新興国債権担当者は、
「今後12か月間での債務再編が基本シナリオになるはず。今年中に泥沼にはまるとは考えにくい」と言う。
・スリランカが債券市場に初めて参入したのは10年以上前。2009年に終結した内戦後の復興資金の調達に、高利回り資産を求める欧米投資家の希望に乗じた。
以降スリランカは世界の国債市場での重要なプレーヤーとなり、中国や日本ほかから何十億米ドルも借金するようになった。これまでデフォルトは起こしておらず、歴代政権は市場に優しいアプローチで知られる。
・大統領は、観光客と輸出の増加で経済危機を乗り切ると述べるが、多くの投資家は非現実的と見る。
インドに10億米ドル以上の救済を交渉、中国には債務再編を要請。
・米ドル不足は、輸入に依存する国に深い経済打撃を与える。燃料不足による定期的な停電、セメントや粉ミルクなど必需品の不足、二桁台のインフレを引き起こしている。
・スリランカは過去に国際通貨基金(IMF) と16のプログラムを締結したが、そのうちの約半分は完了しなかった。有識者によれば、IMFは支援を提供する前に債務再編を主張する可能性が高いという。
・一方、多くの債権者の存在、特に中国からの多額の借入れが債務再編を複雑にしている可能性がある。
ある専門家は「債務再編にはすべての債権者が参加して公平になることが重要」だと述べる一方、他の専門家は「IMFが唯一の信頼できる選択肢だ」と述べる。
・デフォルトのリスクにもかかわらず、今がスリランカ国債を購入するタイミングかどうか考える投資家もいる。債券の価格が大きく下落しており、債務再編によって保有者は、1米ドルあたり50セント以上を得られるかもしれないとも述べる。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
ハイリスクハイリターン。
ゼロか倍増か、っちゅう。
一方でデフォルトに賭けているファンドもいるという。
この儲けの仕組みを知りたい。
【参考】2022年1月11日のニュース
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
いろいろ想像して「えっ?」となる。
ストゥティ! (ありがとう!)
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