アーユーボワン!
毎月の定点経済観測、ブジに更新!
スリランカの経済データの毎月の定点観測、主要データをスライドに!いつまで続くかわかりませんが、
こちら↓のページをどうぞ!
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スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:646,948人(前日比 914人増)
死者:16,244人(前日比 22人増)
スリランカのビジネスニュース
今日3月2日(水)の計画停電は、
日中夜間を合わせて7時間30分にわたる予定。
民間企業や国民からは怒りの声が上がっている。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
7時間半って、、、
午前か午後どっちかで5時間、夜は2時間半ずつ、で順番に止めるよう。
南部マータラでガソリン・軽油を求める列。
コロンボ南部ヌゲゴダで、
停電と燃料不足への若者グループの抗議活動。
電力規制当局 The Public Utilities Commission of Sri Lanka (PUCSL) は、
発電用燃料の輸入に必要な米ドルを財務省と中央銀行が提供しないことが電力危機の原因だとして、
外貨を提供しない機関に法的措置を取ると発表。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
停電、ガソリン不足への列、ガス不足、食料品高騰、、、
と続き、国民の不満の声や抗議を報じる投稿が増えています。
電力当局(PUCSL)が財務金融当局に「法的手段」をちらつかせ、
ガマンピラ・エネルギー大臣は電力会社に米ドル支払いを求めながら
外貨不足への批判を財務金融当局に出していて、
政府内でも足並みがそろっていない雰囲気があるような。
大統領も首相も財務大臣も、
停電、燃料不足、外貨不足には具体的な発言をしてなくて、
何もできることがないのかもしれないけど、逃げてるようにも。
Twitterでフォローしてるビジネス関係者でも、
「もうビッグバン的改革が必要」
とかの投稿が出てきていて、何か動きが出てきそうかも。
暴力とかの方にだけはいかないでほしいです。
ナマル・ラージャパクサ青年・スポーツ・デジタル技術・事業家開発・開発調整監督担当大臣は、
スリランカのデジタル化への論文を発表。
しかし Twitter のコメント欄は
「その前に電気と外貨だろ」
「電気ないのにデジタル化できんだろ」
と批判が並ぶ。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
これ、自分の個人公式サイトに掲載している点も批判の対象。
ラージャパクサ一族の後継者、ナマル大臣。
今の役職のせいもあるんですが、日々の投稿が、
・クリケットやラグビーの観戦と表彰プレゼンター
・ブロックチェーン活用、デジタル化を推進しよう
・〇〇の近代化に向けた会議に出席
・〇〇さん、誕生日おめでとう
とかばっかりで、プレゼンスは出すんだけど、
中身や具体的政策、成果がまったくないのよね。。。
内容がないから、すごく「上滑った」空疎な感じ。
周囲が一生懸命出番を作ってあげてる、って感じかも。
ソ・ン・タ・ク。
血筋はあるけどリーダーとしては資質が厳しいのかもかなぁ。
知らんけど。
日経英語版。
政府の化学肥料禁止と有機農業化により、
コメなど農産物の収量が大幅に低下、農民は困難に陥っている。
・水田の稲は黄色味がかかり茎が短い。つける米粒も少ない。
養鶏業の飼料となるトウモロコシは、病気にかかっている。
推定約160万人の農家は、2021年4月に政府が打ち出した化学肥料禁止の重荷を負わされている。
・国の作柄予測ではコメの収量が減少するとされ、自給を割る。今年のマハ・シーズン(11月~2月)の収穫量は230万トンにとどまり、例年の320万トンを30%下回る見込み。
・スリランカ全土で食糧不足が深刻化し、食糧価格が高騰。
2020年末12月に149ルピー(約75円)で売られていたトマト1kgは、1年後には463ルピー(約232円)に。同様に、青唐辛子、ニンニク、タマネギ、ココナッツなど欠かせない食料品も高騰。
・消費者は必需品の価格高騰に不満を抱く。前年同月比での食料品インフレ率は、21年12月が20%、22年1月には24.4%を超えた。都市部の家庭では、食事の量を減らして遅い朝食と早い夕食の1日2食が一般的となっている。
・世界銀行 は、2002年以降減少していた貧困層が拡大し、人口の11.7%が貧困線(スリランカ:3.20米ドル/日)以下で暮らしていると述べる。貧困層は256万人と推定され、うち92%が農村に住む。
・経済アナリストは、現在の経済危機は過去にないと言う。これまでは国外から借入れができたが、今回は対外債務による信用力欠如から米ドルの借入れができない。
・カブラール中央銀行総裁は、外国の債権者に返済を支払ってデフォルトはしないと語る。
しかしこれは必需輸入品の支払いに使える米ドルの減少を意味する。物価を上昇させ、輸入依存国でモノ不足を招いた。約30年間の内戦中でも見られなかった悲惨な事態。
・ラージャパクサ政権は、インドと中国のライバル関係を使って両国から二国間での救済を受け、観光業の回復に賭けて経済を浮揚させようとしている。
・情報筋によると、2021年末の非公式調査で、政府の支持率が政権発足時から30%低下している。回答者の大多数が、現政権の間に経済危機から回復する可能性は低いと主張。
・バシル・ラージャパクサ財務大臣は、負債にあえぐ国家財源から2,290億ルピー(約10億米ドル)の救済策を発表した。大統領は農民収入の倍増を約束すると語った。
・しかしこれらの言葉は農村にはほとんど慰めにはならず、怒りと不安の入り混じったムードが漂っている。
農民は「農民は怒りと失望を感じ、抗議を続けるだろう。マハ・シーズンでは農民の多くが耕作をできず、二期作目となるヤーラ・シーズン(5月~8月)にはさらに多くの農民が畑を放棄するだろう」と述べる。マハ・シーズンの作付け資金に、高利貸から月10%もの金利で借金をする農民も多い。
・3児の母の農民は、
「収穫が終わった3月はいつも、私たちにとって幸せな月。(4月中旬のシンハラ・タミル正月に向けて、)でも今回は違う。何もない新年になる」と語った。
スリランカのポリティカルニュース
ロシアの産業貿易副大臣がスリランカを訪問。
首相を表敬訪問し、2030年万博のロシア誘致への支援を依頼。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
この時期にロシアって。。。
エキスポなんて話してる場合じゃないよね、、、
なんか大事な話もしたのよね。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
「ア」と「ポロ」って。。。
ストゥティ! (ありがとう!)
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