経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年9月15日

アーユーボワン!

昨日、facebook に前澤友作さんから
友達申請が来ました。
「ひょっとしてこのブログに関心が!?」
とか思って嬉しそうに承認したら、
「5万ドル配ります!」ってメッセージが
きました。詐欺だそうです。

オレはアホなのか。
一応、上記メッセージの時点で
我に返りました。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 3,262人(前日比 28人増)、死者 13人(前日比 1人増)。

死者 1名増。バーレーンから帰国した
陽性反応者が心臓発作で死亡。

スリランカのビジネスニュース

スリランカ金融・リース企業の不良債権率、
2020年3月の 11.37%から
2020年6月は 14.14%に急増。

総資産利益率(年間)は、
2020年3月の 1.86%から
2020年6月は ▲2.31%に。

チャナカ民間航空・輸出区域開発担当大臣は、
政府は今後2年間で、輸出加工区(EPZ)

5か所を設立すると述べた。

【大臣の発言】
電子・IT・自動車・電気機器・ゴム製品・医薬品の誘致に重点を置いた製造業開発に焦点。
・中西部ビンギリヤ地区とコロンボ南方ミレニヤ地区の 2か所の新EPZの建設加速を指示。

政府は、コロンボ・バンダラナイケ
国際空港の貨物能力倍増に
20億ルピー(約12億円)の投資を決定。

カトゥナヤケのカーゴ区域を拡張し、
現在の年間処理能力 25万トンを
50万トンに引き上げる。
2022年前半に完了予定。

首相は、国内人気観光地にアクセスする
道路の早急な改修を指示。

首相は、政府による観光産業促進計画の
一環としてこれを指示。
首相はまた、空港再開後、
国内産業発展に向け道路を改修する
と述べた。

観光省は、クリケット観戦旅行客の入国を
許可するよう保健省と協議中。

コロナ対策中の国境再開計画の一部で、
少人数グループによる入国とし、
ホテルや試合観戦などグループの移動を
制限して許可することを検討中。

Kida
Kida

恐るべし、、、
クリケットの影響力。
観光やビジネスでは
「入国許可は無期限延期」
とか言われてるのに、
クリケット観戦客は
検討されるんか。。。

都市開発局(UDA)は、若年層の住宅購入を
目的に、中層住宅団地の建設を開始。

コロンボとその近郊、キャンディ、
北中部アヌラーダプラに、
約5,000戸を建設予定。
金利6.25%の30年間融資による購入が可能。

Kida
Kida

政府系計画で準備される
住宅ローンの金利が 6.25%。
これでも下がってるんだが。。。

国連開発計画(UNDP)は、
持続可能なバイオマス燃料の利用促進に
アパレル大手  Brandix グループ と提携。

【想定される主な協力例】
・バイオマス燃料サプライヤーの基準認証取得支援
・バイオマス燃料となる木材のプランテーション
・Brandix社のファーネス油ボイラーのバイオマスボイラーへの転換 など

Kida
Kida

昨日 9月14日のニュース ほかで
ご紹介している MAS Holdings
の海洋プラスチックゴミ対策など、
スリランカのアパレル企業は
環境・ESGに力を入れている印象。
アパレルの場合、
取引先がグローバル企業なので、
経営としても意識がいくのかも。

ゴム関連製品製造・輸出の
業界団体幹部とのインタビュー。

・スリランカのゴム産業は、イギリス植民地時代にプランテーションが導入された。
 現在では、37,000人の直接雇用、10万人の間接雇用を抱える。
・ゴムの世界シェアでは、タイが世界最大の生産国。以下、インドネシア、ベトナム、中国、マレーシアが続き、世界ゴム産業のバリューチェーンは2,500億米ドルを超え、2027年までに6,000億米ドルに達すると推定され、さらに伸びる。
・主要製品はソリッドタイヤと空気圧タイヤ。そのほか、手袋や、機械、設備、建設製品用ゴム部品など。
 一方、原材料は、天然ゴムのほか多くは石油化学産業品。

スリランカの天然ゴムの生産量は過去20年の間に、年間約15万トンから7.5万トンにまで減少。
 一方で、輸出と国内市場向けを
合わせた需要は15万トン。
・プランテーションはゴム産業に非常に重要だが、スリランカのゴム栽培は、管理技術などの改善が進んでおらず、収量と生産性のレベルが非常に低い。国際競争力のある国での生産量が年間 1,400~2,000kg/ha なのに対しスリランカの平均収量は年間 600kg/ha、最高でも年間 1,000~1,200kg/ha。
大統領は、ゴムの輸出額を2022年までに20億米ドルにすると述べ、現在の倍以上の増加。
 実現可能な目標だが、多くの構造改革と政府のコミットメントが必要。投資家誘致、中間品製造を含む産業多様化、国際価格への不介入、競争力のあるエネルギーコストや労働制度の実現など。
 業界は2025年までに30億米ドル規模の産業とする目標。

Kida
Kida

ゴムの生産は可能な一方、
需要分までの生産能力は
ありません。農業と同じく、
生産性の低さが課題に。

大統領や業界の目標額は、
一次産品のゴムの販売輸出
ではなく、完成品・中間品
として付加価値をつけた
ゴム製品の販売輸出の額。
原料の一次産品の倍前後の
価格となり、その分が
付加価値となります。

スリランカのポリティカルニュース

12人の新しい裁判官を任命。
大統領から任命状を手交。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ワタシも頭に浮かびました。。。

ストゥティ! (ありがとう!)

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