ニュースで知るスリランカ 〜 2020年7月5日

アーユーボワン!

昨日は毎月の満月の祝日、エサラ・ポヤデーでした。
「ポヤデーだから外出禁止」もなく、通常に戻ってきています。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,074人(前日比 5人増)、死者 11人(増減なし)。

コロンボが所在する西部州は、マスク未着用者の捜査に、
私服警官を含む 2,000人以上の警察官が配備。

Kida
Kida

私服警官もいるのですか。。。
国境再開に向けて進みますし、油断禁物。

教育省は、学校再開に向けた準備が完了と発表。
公立学校は、7月6日(月)から学年ごとに順次再開。
8月10日(月)に全学年の再開を完了予定。

スリランカのビジネスニュース

大統領は、
農業分野に影響している多くの問題や欠点を解決した後、
農業が国の優先になるだろうと述べた。

大統領は、
「政府は、水供給や農業肥料の不足といった問題に対処中。
これまでに支払いの遅れにより肥料の輸入が遅延。
農産品を売る適切な市場と価格がなく、農民が無力化。
これらの問題に対処し、農民を守る措置を講じる」
と強調。

大統領は、アヌラーダプラでの選挙キャンペーンで農民に対し、
穀物の輸入を規制している今、
農家が国内・国外両市場での販売に向けて生産量を増やし、
より多くの収入を得る時だと呼びかけ。

政府は、国内小規模農業輸出業者保護のため、
トウモロコシ、緑豆、ピーナッツ、乾燥唐辛子、
黒緑豆(ウルンドゥ)、ターメリック、ジンジャー、
ササゲ豆、タマネギなどの輸入を制限

食品メーカー大手 Harischandra Mills PLC 社長はインタビューにて、
これらの制限が食品生産に深刻な影響を与えていると発言。

・ウルンドゥは、小麦粉・パパダン・ダール・トーサイなどの製品の原料。スリランカでの年間必要量は約12,000トン。今年は干ばつの影響で、生産量は約5,000トン。
 輸入制限で原料が不足し、現在の生産量は90%減。
・トーサイ粉の場合、15%をヨーロッパ・北米・アジア・オーストラリアに輸出しているが、供給が困難に。

Kida
Kida

いずれの製品も、国民食・主食として必須の食品。
生産現場では原材料がなくて生産不可能。

大統領は農家に、「輸入を制限している今こそ穀物増産を!」
と呼びかけるも、作付転換が進むかもわからないし、
収穫までにはタイムギャップが出ざるを得ないですよね。

今さらながら、国民の主食を輸入に頼っていたのか。。。
日本だとコメのほとんどを輸入してるようなモン。
いずれの輸入品、小麦なども、気候などの条件からは生産は可能。
国内で食べる・必要なものなのに、これまでは生産を進めず、
輸入に頼っていたそう。

アメリカへの移民のうち、
スリランカ系アメリカ人(60,000人)は、
世帯収入の中央値が 74,600米ドル。
アメリカで最も裕福な移民グループの一つ。

Kida
Kida

もちろん、経済的に成功した人しか残れない、
残りたくない、ということもあるでしょうが、
裕福な移民グループなんですね。
IT / ソフトウエア開発をスリランカで開始、
アメリカ・イギリスに本社を移して、
スリランカで開発、という成功例は何社も会いました。
他の業種でもあるのかな???

日本からの移民よりちょっと上、なんですね。

スリランカ製薬産業会議所(SLCPI)カストゥーリ会頭は、
患者がより多くの高品質な医薬品を入手できるよう
公正な価格設定メカニズムを導入するために
政府と協力していると述べた。

【会頭の発言】
・政府と協力し、公正な価格設定メカニズムを導入する準備がある。価格規制・ルピー切下げ・全体的なインフレ率上昇・価格メカニズムの欠如が大きな課題。

スリランカでの非感染性疾患(NCDs)患者が増え、その負担が増している。それに伴い、医薬品への日常的なアクセスへの依存度が高まっている。
 NCDsの予防と治療で政府を支援する必要がある。高品質医薬品の提供は私たちの使命。国民の間に健康的な習慣や価値観を広める必要がある。
・医療は患者の個々の特性に合わせたパーソナライズ化に進んでおり、製薬業界は、責任ある高品質医薬品を提供する重要な役割を担っている。

・コロナ危機は前例のない課題を提示。多くのビジネスが苦戦中だが、業界は患者と国を最優先に考えている。
・国と保健大臣に薬不足は発生していないと保証し、実際に不足はない。

Kida
Kida

6月26日のニュースでお伝えした、
スリランカのコングロマリット初の女性グループCEOさん。
Hemas Holdings PLC グループ傘下に
Hemas Pharmaceuticals (Pvt) Ltd があり、その社長を兼務。

スリランカのポリティカルニュース

首相の息子、ナマル・ラージャパクサ元国会議員の投稿。

エサラポヤデーのこの日、首相の政治活動 50周年を称え、
南部ムルキリガラ・ラジャマハ・ビハラーヤ史跡での
仏像の除幕式に参加。

Kida
Kida

政治家さんや坊さんが
ちょっと密すぎやしないか、と思った次第。。。
こうしてなし崩しになるのがスリランカっぽいですけど。

政府報道官のラムブクウェッラ元大臣が、
インタビューで国会議員選挙への見通しや対策を回答。

与党 SLPP は 3分の2 の議席を獲得する自信があるか、との問いに、
「Yes
可能だ」と回答。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

昨日に続き。
好きです、この無限ループパターンなのか写真なのか。

Kida
Kida

国際機関とか国際NGOも同じだったのを思い出しました。
この分野の職務経験が必要で、ゼロ → イチ をどうしようかと。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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