経済ニュースで知るスリランカ 〜 2020年7月23日

アーユーボワン!

やりそう。。。気をつけます!

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 2,752人(前日比 22人増)、死者 11人(増減なし)。

7月14日、国連プロジェクトサービス機関(UNOPS) は、
日本政府の支援により、コロナ対策のため
スリランカ保健当局に 100万米ドル相当の医療機器を供与。

国連プレスリリース:UNOPS supplies Sri Lankan Health authorities with US$ 1mn of essential medical equipment to address the COVID-19 outbreak

Kida
Kida

先週のニュースですが、
昨日報道に出てきたのでご紹介。
ポリティカルニュースに、
日本政府の支援のニュースがもう1つあります!

聴覚障害者向けの「透明マスク」の製作に寄付を募るツイート。
こういう活動もあるんですね。

スリランカのビジネスニュース

7月22日(水)の政府短期証券の入札は、
総額 351億ルピー(約211億円)の募集に、同額を落札。

ただし、364日満期ものは、
245億ルピー(約147億円)の募集に
173.1億ルピー(約103.9億円)のみの落札となり、
91日満期ものと182日満期もので追加募集。

利回りは、
91日満期もの:4.60% 、182日満期もの:4.69%、364日満期もの:4.86%

政府は、不動産開発と投資の専門機関
“Selendiva Investments Ltd” を設立。
ホスピタリティ分野を手始めに、
行き詰まった国有企業の復活を図る。

Selendiva Investments Ltd 社は財務省管轄下法人。
 取締役会は、都市開発の専門家 ニマル・ペレラ氏が議長を務め、財務省推薦の 3名と ロハン・フェルナンドプル Waters Edge 会長兼CEO で構成。
・最初の同社傘下企業は次の 3社。
Hilton Colombo などを所有する Hotel Developers (Lanka) PLC 
② 建設中の Grand Hyatt Colombo を保有する Canwill Holdings Ltd
Grand Oriental Hotel

国有企業の売却・民営化ではなく、官民パートナーシップ(PPP)と経営改善にて再生するという新政府の立場を踏襲。前政権は、売却へのリストアップに着手したが、大きな進展を見せず。
Selendiva Investments Ltd 社は上記 3社を子会社に持つ持株会社となり、最終的にコロンボ証券取引所に上場される。同社の株式は、財務省が51%を保有し、一般投資家に15%、機関投資家に34%を提供。
大統領は、将来的には政府の財政支援を受けることなく、不振の国有企業が独立運営されるよう期待。専門家を任命して効率的な経営に転換し、配当金支払いを通じて政府の収入源となることを期待。

・Selendiva Investments Ltd 社の当面の課題は、早期の建設工事により Grand Hyatt Colombo の 1年以内の一部開業部、2022年後半までの完成。458室の客室と 100室のサービスアパートメントを擁する 47階建複合施設となる予定。国の事業体が 220億ルピー(約132億円)もの投資を行ったが数年間停止、完成率はわずか53%。
Hilton Colombo は、1,000万米ドルの投資により、382室中 250室を改装予定。
Grand Oriental Hotel(84室)は、現構造を維持しつつ模様替え予定。コロンボ港の眺望を考え、ホテル周辺の歩道施設を周辺の観光地化に向けて大幅に改修予定。

Kida
Kida

国(大統領)が指名した「経営のプロ」により
国有企業の再建を図る、ということでしょうか。
今後、ほかの業界・業態の国有企業にも拡大、
と考えても良いのかもしれません。

スパッ、と民営化はしないよ、と。

先週の国家医薬品規制局による
製薬会社 5社への登録・輸入許可の取消しの
通知(参照:7月20日のニュース)に対し、
スリランカ医薬品業界会議所が反発。

対象となった10種類の医薬品は、
最高小売価格の規制を受けておらず、
価格調整はロックダウン中の為替差損を
カバーするためだけに行われ、
現在も損失発生中だとしている。

国立大学以外で最大の学位授与機関である
スリランカ情報技術研究所(SLIIT)は、
Computer Society of Sri Lanka (CSSL) から
学部課程でのコンピューター工学の
学位授与機関として認定。

・CSSLは現在、IT学位の国際相互承認を定めるソウル協定の暫定メンバー。
 SLIITがCSSLから認定を受けたことにより、CSSLがソウル協定の正式メンバーとなれば、SLIITのIT学位が各国で認定されることになり、近い将来、SLIIT卒業生が世界中で就職の機会を得る可能性がある。
SLIITは、国の発展に必要な情報技術専門家の輩出のため、2000年に最初の学生を募集。以降、国で必要なIT労働力の60%以上を輩出し、大きく貢献。
 今日のSLIITコンピューター学部は、4,000人以上の学生を有する。

Hilton Colombo 内のレストラン Graze Kitchen で、
7月26日(日)ランチタイムに日本食ランチブッフェ!

寿司・お好み焼き・照り焼き・カツ・
鉄板焼き・天ぷらなどのほか、
また、お餅・どら焼き・北海道タルト
などの日本のデザートも。
日本食ランチブッフェは 4,888ルピー(約 3,000円)。
高橋シェフと特別シェフチームでご提供。

Kida
Kida

うまそう。。。

スリランカのポリティカルニュース

日本政府は、国会議員選挙の選挙監視と有権者教育に、
草の根・人間の安全保障無償資金協力により、
47,019米ドルを供与。
7月22日(水)、北村 臨時代理大使と
People’s Action for Free and Fair Elections(PAFFREL)ロハナ事務局長が署名。

選挙監視員 460名の訓練プログラム、
テレビ・新聞・ラジオなどメディアを活用した
有権者への啓蒙活動などを実施。

首相は、国会議員選挙での投票率は
少なくとも70%を期待できるとの見解を示した。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

懐かしいなあ。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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