経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年1月16日

アーユーボワン!

スリランカといえば紅茶、セイロンティー。

今週のとある日、スリランカで初めて
紅茶生産を始めた先駆者的立場の
紅茶製造販売会社さんの
テイスティング施設を訪問しつつ、
社長さんと紅茶ビジネスのご相談。

圧巻。。。
全部調合が違うんですよ。。。

飲んでたら腹がタポタポになります。
プロは飲みません、らしいです。
美味しいんだが。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 
51,594人(前日比 695人増)、
死者 255人(前日比 4人増)。

コロンボ・バンダラナイケ国際空港での
1日あたりのPCR検査数が
3,000回から600回に大幅に減少。
抽出試薬キットの在庫の不足によるもの。

同空港はスリランカで実施されている
PCR検査数の 1/3 を占める。
来週の空港再開にも影響を与える恐れ。

インドは数か月以内に3億人の国民に
ワクチンを接種する計画。

Kida
Kida

お隣の大国インド、
これで結果出たらスゴイ!

スリランカのビジネスニュース

1月11日(月)〜 15日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE)は上昇。
株式指数(ASPI)は 7,734.57。
前日比 3.9% 上昇、前週末比 8.6% 上昇。

ASPIは2014年11月以来の水準。
1日あたりの上昇率としては
15日(金)に2012年以来の上昇を記録、
11週連続の上昇。

貨幣増による過剰な市場流動性と
金利の低下が、株式市場への
投資
の資金流入を促している。

1月12日(火)、
コングロマリット LOLCグループ の
投資部門 Browns Investments PLC
時価総額が 1,077億ルピー(約646億円)
に上昇、コロンボ株式市場(CSE)
上場企業の時価総額において

一時 第3位 に浮上。

・Browns Investment PLC 社の時価総額は、2020年11月に19位、12月に9位と急上昇。今週初めは5位で始まっていた。

* 以下、木田調べの勝手まとめです。記事中には情報はありません。

・同社は12月に、国内ホテルの買収、コロンボ・ポートシティ開発の契約締結を立て続けに発表。
【参考】12月16日のニュース
    12月18日のニュース

【1月15日(金)終値時点でのCSE時価総額上位5社】
第1位:John Keells Holdings (JKH) PLC 2,110億ルピー(約1,266億円)
第2位:Ceylon Tobacco Company PLC 2,087億ルピー(約1,252億円)
第3位:Distilleries Company of Sri Lanka (DCSL) 1,118億ルピー(約671億円)
第4位:Browns Investments PLC 1,078億ルピー(約647億円)
第5位:LOLC Holdings PLC 1,078億ルピー(約647億円)
*DCSL社の株価が上昇、再度第3位に。

Kida
Kida

Browns Investment PLC
が4位で、LOLCが5位。
ノリノリだ。

2位と3位はタバコと酒。
酒と泪と男と女みたいな。

為替市場は下落。
1米ドル = 195.30 / 195.70ルピーに。
1米ドル = 193.50~194.00ルピー近辺で
市場介入が見られたと市場関係者は述べた。

2020年11月の貿易収支は
5.6億米ドルの赤字。
前年同月の 7.6億米ドルの赤字から改善。

輸出は前年同月比▲16.3%の 8.2億米ドル、
輸入は同比▲20.5%の 13.8億米ドル。

・2020年1月〜11月の累積貿易赤字は、前年同期間の 72.1億米ドルから 54.2億米ドルに減少。
・輸出は、アパレル繊維が前年同月比▲32%の 3.3億米ドル、ゴム製品が同比+9.5%の 6,640万米ドル。
・輸入は、石油・石油精製品が前年同月比▲51%の 9,800万米ドル、繊維衣料中間財が同比▲15%の 2.2億米ドル。

2020年11月の国外労働者からの送金は、
前年同月比 18.7%増の 6.1億米ドル。
2020年1月〜11月の累積では、
前年同期比 3.9%増の 62.9億米ドル。

一方、2020年1月〜11月の
累積での観光客訪問者数は
前年同期比 69.7%減の 50.7万人、
収益も同比 69.7%減の 9.6億米ドル。

農業省は、
2021年マハシーズン(9〜3月)の
トウモロコシ栽培に 96,000ha で播種、
最大38.5万トンの収穫を期待と発表。

2019年のマハシーズンの
トウモロコシ生産量は 31.2万トン。
昨年
後半から国内トウモロコシ農家は
蛾の幼虫の被害を受けている。

ゴック駐スリランカ・ベトナム大使が
離任にあたりグナワルデナ外務大臣を訪問。
同大使は、両国は農業と漁業の分野での
協力に大きな可能性を秘めていると述べた。

・大使は、農業・漁業分野でベトナムが自身のベストプラクティスや知見の共有、技術移転に協力できると述べた。
 また大使は、漁業では東部バッティカロアなどの農村漁業と養養殖の拡大に、農業ではコーヒーやコショウ、ゴムでの生産ノウハウを提供でき、両国間での貿易拡大に向けて特恵貿易協定の検討が重要だと述べた。
大臣は、魚缶詰産業や魚の飼料生産などの分野で、ベトナムからの支援を受けることが可能だと強調。観光や民主主義、教育協力での関係強化が重要だと述べた。
・2020年にスリランカとベトナムは国交樹立50周年を迎えていた。

2020年11月、政府は、
「スリランカの村と国際市場のリンク」を
目標に、輸出サプライチェーンに製商品を
出すことが可能な農村生産拠点となる
「輸出生産村(Export Production Village:EPV)」
の設立計画を決定。
【参考】11月4日のニュース

政府は、EPVの国際市場とのリンク促進
に取り組む省庁間での覚書締結を承認。
EPVは農村部の既存の農業・漁業・
サービス部門と輸出企業との連携を進め、
農村生産の発展、
輸出サプライチェーンとのリンク、
輸入代替としての国内産業改善を目指す。

Kida
Kida

以前の報道では
“Export Processing Villages”
(輸出加工村)とありましたが
名称をちょっと変えたよう。


コンセプトはわからんでも

ないんですが、
輸出に耐える魅力・品質を
農村部からどう出すか、
何をどう作るのか、具体策は
特段述べられていないので、
これからどうするのか、ですね。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

虚無ですな。

ストゥティ! (ありがとう!)

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