経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年5月1日

アーユーボワン!

ジャパンはゴールデンなウィークに
入ったとか。うらまやしい。

こちとらスリランカは西部州などで大雨注意。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 108,146 人(前日比 1,662人増)、
死者 678人(前日比 11人増)。

1日あたり感染増数、5日連続で最多を更新。

政府は5月3日(月)から2週間、
結婚式など大衆が参加する行事を
すべて禁止すると発表。

日本政府は、国連児童基金(UNICEF) を
通じた予防接種推進とコールドチェーンの
管理強化の支援の第一段として、
ワクチンキャリア500個を寄贈。
杉山駐スリランカ日本大使から
ワニアラシチ保健大臣に手渡した。
【参考】2021年4月1日ニュース

次回は、冷蔵器100台、
冷蔵庫温度モニター145台、
ワクチンキャリア1,000個以上の
寄贈を予定。

シンガポールは、スリランカを含む
4か国への最近の渡航歴を持つ
訪問者の入国やトランジットを停止。

スリランカのビジネスニュース

4月26日(月)〜 30日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE) は微

株式指数(ASPI)は 7,208.20。
前日比 0.1% 下落、前週末比 0.3% 下落。

為替。

大統領はメーデーへのメッセージを発表。
「政府は国家の安全と主権を守るとともに、
国内産業と農業を基盤とした経済成長に
向け政策を実施。コロナ危機の影響を
もっとも受けている労働者が直面する
貧困を撲滅すべく、明確な経済計画を
策定、推進している」と述べた。

中央銀行は「2020年年次報告書」を発表。
ラクシュマン総裁が首相に提出。
【リンク】中央銀行プレスリリース
     Annual Report 2020

【中央銀行発表】
・今後の政策は、コロナ危機の脆弱層への不均衡な影響に対し、所得だけでなく、短期的には社会経済的福祉、長期的には生産性の面で、不平等を拡大させているた点を十分に考慮しなければならない。
マクロ経済の安定を確保し、長期的な経済成長の阻害を防ぐには、対外収支と財政収支を改善し、対外債務の拡大の継続的な是正が必要。中期的には負債を生まない外貨流入を強化する政策をとり、対外部門の回復力の強化を期待。世界的な需要の回復と貿易部門の改善に向けた政策により、輸出収益が今後強化される見込み。
・予想される輸出収益改善により、中期的には貿易赤字の縮小が見込まれる。観光客受入れ再開、世界的な旅行規制緩和による観光産業の回復のほか、輸送サービスの回復、IT/BPOサービス分野の高成長が中期的にサービス業の貿易を支えると期待。
商品・サービスの輸出と国外出稼ぎ労働者からの送金が改善すると見込まれ、2021年の対外収支は改善、わずかな赤字を記録すると予想。ただし、輸入規制の継続と下半期の世界的な観光回復が条件となる厳しい前提。
・対外収支は中期的には、政府の輸出促進政策と制度支援強化によって黒字化する見込み。
・対外収支改善と非債務による資金流入増加により、中期的には外貨準備高が強化され、為替への圧力は緩和される見込み。短期的には多額の債務支払いに直面するが、二国間・多国間の資金支援で対応可能。対外債務管理の継続的な改善と非債務の外貨流入増加により、スリランカの対外債務は持続可能性を確保できると考える。

低生産性がスリランカの持続的経済成長への大きな課題。持続的な高成長の達成には生産性向上への努力が必要であり、伝統的農業部門の生産性向上は優先事項。規模の経済性、農業のグッドプラクティス(Good Agricultural Practices)やGPSなどスマート農業技術の採用、生産農家とサプライチェーンの効率的アクセスなどが生産性向上の主要アプローチ。
輸出活性化に向け、長年の懸案の構造改革を実施、輸出促進の優先化が不可欠。コロナ危機前の2019年に過去最高の輸出額を記録したが、他国と比較するとわずかな額。短期的には特定セクターで勝ち組となるポテンシャルがある産業の輸出促進を優先して国内生産を強化しつつ、輸出全体を向上させる。
 サービス輸出の強化、未開発のポテンシャルの活用は重要な戦略。観光業を最大限に活用する一方で、IT/BPO、輸送、金融などに注力。

大規模な外国直接投資(FDI)を誘致できていない現状は、長期的視点による一貫した政策枠組みの不在、早急に取り組むべき構造的、制度的、政策的な問題を浮き彫りにしている。他の資本と異なりFDIは、技術移転、外貨収入増加、技術経営ノウハウによる人的資本強化など多くの望ましい効果を現実化し、南アジア地域やグローバルのバリューチェーンへの統合、インフラ整備、技術革新を促進、雇用機会の創出と新市場へのアクセスを可能にする。

Kida
Kida

下半期の観光、はキツいかな。
課題は網羅されていますが、
見通しはちょっと甘いような。
輸出とFDI、に尽きますねぇ。

報告書の本チャン、なげぇ。
とても読む気にならない。

同年次報告書によれば、
スリランカの債務残高は
14.2兆ルピー(約8.5兆円、2019年末)から
16.4兆ルピー(約9.8兆円、2020年末)に。

対GDP比では 94.3%(2019年末)から
109.7%(2020年末)に大幅増。
政府の債務増と名目GDP縮小による。

同報告書によれば、
2020年のスリランカの政府収入は
前年比▲27.7%の

1.37兆ルピー(約8,220億円)、
2020年の税収は前年比▲29.9%の
1.22兆ルピー(約7,320億円)に減少。

Kida
Kida

記事中(1パラ目)の金額の単位が
誤っていると思われます。
修正してみました。
報告書原本は未確認です。
長すぎてめんどくせぇ。。。

スリランカのポリティカルニュース

Manthri.lk は、国会出席皆勤賞の
国会議員を発表。

Manthri.lk は先日、
「最も活動していない国会議員10人」
も発表。
【参考】2021年4月25日のニュース

Kida
Kida

国会議長など。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ですねぇ。

ストゥティ! (ありがとう!)

コメント

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