アーユーボワン!
アリババのオンライン販売サイト
Ali Express で、普通の 1ルピー硬貨が
77ルピーで販売されている、と。
記事中の説明では、
「出品硬貨は、レアでも古くも記念硬貨
でもなく、普通に流通しているもの」と。
なんでも売れちゃうのかしら。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 4,844人(前日比 92人増)、死者 13人(増減なし)。
市内中心部 コロンボ 2 の高層マンション
「On320(オン・スリー・トゥウェンティ)
レジデンシー」で、感染者を確認。
ミヌワンゴダ地区クラスター発生後、
コロンボ市内コロナ感染者は6人に。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
コロンボ市内にもジワジワと。
On320 は日本人も多いです。
警察当局は、官民の全機関・法人に、
従業員の詳細状況を確認するよう要請。
保健省報道官は、全国にロックダウンを
課す決定はされていないと発表。
保健当局の疫学担当高官は記者会見で、
コロナウィルスのパンデミックに対して
ロックダウンで戦い続けることは不可能で、
コロナウィルスの根絶までは
できるだけ普通の生活を維持しつつ
コントロールすることが重要で、
共存しなければならないと述べた。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
コロンボ市内で感染者発見されたら
すぐに外出禁止令(少なくとも
週末・夜間)かな、と思っていた
ので、この共存発言と合わせて、
政府の方針が変わっているよう。
スリランカのビジネスニュース
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
中央銀行が中国人民銀行との間で
100億人民元(約 14.8億米ドル)の
通貨スワップ協定を交渉中と述べた。
同大臣はまた、自身が中央銀行総裁だった
当時に同様の協定に署名していると述べた。
こんなイラストも出てくる。
日経英語版。
スリランカはデフォルト回避に
IMFより中国を選択。
・スリランカの「超国家主義政権」は対外債務不履行の回避に、国際通貨基金(IMF)の救済ではなく、中国の金融支援を受ける見込み。対外債務が 150億米ドルを超え、今年初め、中国開発銀行からの12億米ドルのシンジケートローンの一部 5億米ドルを受け取った。
・2015年まで約9年間にわたり中央銀行総裁を務めたカブラール大臣は、
「中国開発銀行と現在交渉中の追加の7億米ドルのトランシェは、今年末までに実行したい。スリランカには二国間でのパートナー国からの資金流入オプションがあり、その実現を確信。
IMFの支援を受ける場合は危険信号。自分の手で債務をコントロールしなければならない」と述べた。
・スリランカはIMFと複雑な歴史をもち、パキスタンに次いで2番目に多い 20回の支援でIMFを利用。これが中国寄りの選択を呼んでいる。
スリランカでの16のIMFプログラムのうち、完了は 9つのみ。最後のIMFプログラムは前政権時の2016年の拡大信用供与 15億米ドルだったが、新政権で終了。
・コロンボのシンクタンク Verite Research によると、IMFは一部政治勢力から「帝国主義的で植民地主義的」として疑念を持って見られている。
・その結果、スリランカは中国債権者の格好の狩場に。
・2020年10月初めに満期を迎えた国際ソブリン債10億米ドルを、外貨準備を取り崩して決済。外貨準備高は64億米ドルまで減少。今後3年間で毎年 45億〜50億米ドルの決済が予定されており、さらに大きな借金が待ち受けている。
・880億米ドル経済の先行きは厳しい。
公的債務は2019年末にGDPの83%に達し、今年末にはGDPを上回る予想。
貿易赤字は毎年平均100億米ドルにのぼる。コロナ危機により輸出に深刻な影響を受けるなか、今年は重い輸入制限によって初めて減少させた。
・対外債務は2020年6月時点で508億米ドルに達し、大半が国際市場での借入による。
中国に対する債務はこのうちの約10%で、ほとんどが過去10年間のインフラ整備に使用。かつて最大の貸し手だった日本への債務も44億米ドル。
・スリランカの追加借入の努力は、格付けの引下げが阻む。
・スリランカのアナリストは、IMFとの合意が金融市場の信頼を助け、再借入を可能にするとしている。
・海外アナリストのなかには、格付け機関の客観的総合的な見解としての悲惨な経済評価に政府が無頓着だと考える人もいる。
・スリランカが米ドルを調達できず、欧米金融機関の債務決済のために中国に頼る場合、地政学的な問題が浮上する可能性。
Verite Research は、「中国は、自国の資金を欧米債権者への返済に使われることを望んでいない。来年前半のスリランカは薄氷の上にあるだろう。」と述べている。
野党 SJB のウィクラマラトネ
前金融担当大臣は、「一つのカゴに
全ての卵を入れるべきではない」とし、
IMFとの合意ではなく、債務返済資金に
中国資金を利用する政府の決定に、
融資に選択肢を開いておくべきと述べた。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
中国からの資金調達への反響。
途上国の債務問題はスリランカに
限った話ではないですが、
「IMFより中国」ときた。
バランス外交、ちゃうんか。。。
日経では、G20の返済猶予の
引き換えに「債務の罠」の危険、
との記事も同時に出していて、
スリランカではJICAやADBの
件と相まってあれこれ
妄想してまう。
参考:途上国に債務ドミノ懸念
超厳しい財政状況のなか、
住宅(下記)や道路は
予算つけて建設して、
製薬ほかに民間投資がついて、
とのニュースもあります。
公平な報道か知らんけど、、、
俯瞰して見ていきたいです。
ゴダヘワ 都市開発・沿岸保全・
廃棄物処理・公共衛生担当大臣は、
コロンボ市内ボレッラ地区での
「エリオットプレイス」住宅
400戸の建設を開始。
参考:9月23日のニュース
【同大臣の発言】
・国内には約500万戸の住宅があるが、うちの6〜7割は未完成。住居を持たない家庭もある。
・大統領は都市開発大臣在任中、約1,500の都市居住区を特定。2011〜15年の間、16,000戸の住宅建設事業を開始。2014年末までにそのうち4,000戸が完成したが、その後、残りの住居は完成時に、前政権が都合よく分配した。
・新政権は住宅建設を再開。首相は、都市開発局(UDA)に住宅 10万戸の建設を目標とさせた。大統領の今任期終了までの 36,000戸の完成を目指している。都市部の低中所得家庭に、まともな住宅の選択肢を提供したい。
・住宅問題解決策に加え、民間建設会社にも機会を提供。住宅建設を活用し、国内建設産業を活性化し、産業界全体に機会を広げていきたい。
・住宅のほか、都市計画・都市美化・廃棄物管理・海岸保全・都市部水害対策に取り組む。
・建設事業の承認までの時間を、既存法律を遵守しつつ短縮させたい。
政府は、年間 6,000トンのバスマティ米の
バングラデシュからの輸入を承認。
10月10日から反ダンピング法を施行。
保護主義と輸入規制を課すなか、
消費者に物品を販売する企業への管理を強化。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
練りモン、食いてぇ。。。
確かに高いですよね。
ストゥティ! (ありがとう!)
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