経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年5月22日

アーユーボワン!

始まりました、
第?回ロックダウン選手権、初日。
直前の昨日、市民は買い物へいそいそと。
ワタシも行きましたよ、ええ。

そのロックダウンに重なって
強風と大雨に見舞われる、かも。
ベンガル湾上でサイクロン発生の可能性。

ステイホーム日和。。。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者158,333人(前日比3,547人増)、
死者 1,133人(前日比 44人増)。

安定の 3,000人超え。

「移動規制」(=ロックダウン)
期間中のデリバリーや交通の情報。

医療関係の国内主要4機関・団体は
政府に、全土での14日間(以上)の
ロックダウン実施を要請。

Kida
Kida

外堀埋まってきた。。。

おげ、日本へ帰っても
強制待機?が10日に延びそう。。。

スリランカのビジネスニュース

5月17日(月)〜 21日(金)の週、
コロンボ株式市場(CSE) は微減。
株式指数(ASPI)は 7,220.72。
前日比 1.0% 下落、前週末比 0.1% 下落。

ロックダウン中、CSEは
5月24日(月)、25日(火)、
28日(金)は営業、取引を実施。

26日(水)、27日(木)は
ウェサック祭による祭日のため休業。

為替↓。

コロンボ・ポートシティ経済委員会法案
の国会での可決を受け、政府閣僚が
国内外企業にポートシティへの投資を訴え。

【サブリー法務大臣】
・投資家にこの絶好の機会を活用してもらいたい。スリランカの戦略的立地は他に類を見ず、ポートシティ計画への関心の高さの理由。
ポートシティへの投資をタブー視することはない。投資はすべての人に開かれ、どの国や企業であっても制限はない。
投資ライセンス付与への唯一の権限は経済委員会が有する。ポートシティ運営会社(CHECポートシティ・コロンボ)はライセンス付与には関与しない。
 経済委員会は大統領が任命。大統領は国民が任命、国会に対して説明責任を負う。国に正しいことをするために、経済委員会と大統領に絶対的な権限が与えられている。
・ポートシティにはスリランカの通常の法律が適用されるため、心配する必要はまったくない。ただし、特別に免除されるもの、インセンティブが認められるものは例外。

【ペイリス教育大臣】
・ポートシティは、国の債務負担を増やすことなく外国直接投資(FDI)を誘致するために政府が取り組む包括的なプロジェクト。
投資の必要性があれば税制上の優遇措置が与えられるべき。税制優遇がなければFDI誘致は不可能。ただしこれらの税制優遇措置は国会が課すルールを前提に付与すべき。

【カブラール 金融・資本市場・国営企業改革担当大臣】
経済特区は、単一窓口(シングルウィンドウ)による迅速で効率的なシステムを備えなければならない。そうなって初めて投資家への魅力となる。経済委員会は効率性の実現のために設立された。
・ポートシティの建設初期に150億米ドルの投資が見込まれ、金融センターや他サービス事業、住宅を建設。完成時には20万人以上の雇用が創出される見込み。
 最初数年間でGDPには約45億米ドル、その後は約120億米ドルの増加が見込まれる。現在のGDPが800億米ドルの我が国に大きな変化をもたらす。国民はポートシティ内で働けるようになり、国外に出稼ぎに出ずとも米ドルで稼げるようになる。
・ポートシティは間違いなくスリランカ経済の転換点となる。

タバコ製造販売国営企業 
Ceylon Tobacco Company PLC は 
2021年第一四半期(1〜3月)決算を発表。

同社は CSE 上場企業中 時価総額最大

(2021年5月20日終値時点)

連結売上高: 前年比 2%増の347.6億ルピー(約208.6億円)
税引前利益: 前年比 0.1%減の66.9億ルピー(約40.1億円)

2021年3月に上場した再エネ企業
WindForce Ltd は、
Fairway Holdings (Pvt) Ltd から
Fairway Waste Management (Pvt) Ltd

の株式92.5%を取得。

コロンボ南部カラディヤナ廃棄物発電所
の開発加速を目指す。

・同発電所は、処理量 400トン/日の焼却炉と100トン/日の嫌気性消化設備を備え、計10MWの電力供給能力を持つ。
 500トン/日の廃棄物処理が可能で、国内で出る7,000トン/日の廃棄物(*うち60%は西部州から)の処理に大きく貢献。
・(別報道によれば、)株式取得価格は公表されていないが、Fairway グループは以前、工場の建設費用は6,700万米ドルになると発表していた。

スリランカでのプラスチック廃棄物の
回収の現状とコロナ危機の影響。

・1980年代以降、スリランカでは個人や中小企業がプラスチック廃棄物の回収を生業とし雇用を創出。環境当局によると、2007年に37人だった登録者数は19年には230人以上に増加。
・南部ゴールの回収者の例では、ホテルや病院、海岸からプラスチック廃棄物(ペットボトルなど)を回収。月に4回、計約2,500〜4,000kgの回収プラスチック廃棄物を、国内最大のリサイクル事業者 Eco-Spindles (Pvt) Ltd に送っていた。
* Eco Spindles 社はペットボトルをリサイクルし、ポリエステル糸とモノフィラメント糸を製造。
【参考】2021年2月10日のニュース

廃棄物収集での最大の課題は廃棄物管理と分別。住民は分別の意識がなくあらゆる種類の廃棄物を一緒に捨てるため、ペットボトル廃棄物に他のゴミが混ざる。
 コロナウィルスの感染拡大により、ホテル従業員が宿泊者のゴミの分別を恐れ、さらに分別が進まなくなっている。

Eco Spindles 社の事業により、以前は埋立て処分されていたプラスチック廃棄物がリサイクルされ、繊維やアパレル衣料品に生まれ変わっている。2019年のクリケットワールドカップで着用されたスリランカ代表のジャージも、海岸で回収されたプラスチック廃棄物から作られている。
・Eco Spindle 社は、回収プラスチックを圧縮処理する梱包機を設置し、リサイクル業者の輸送効率化を支援する計画。
 環境当局も回収小屋を準備するなど支援。
 回収業者の間では、ペットボトル以外のプラスチックのリサイクルを可能とする成形機を導入し、ヨーグルトのカップ、植木鉢や洗面器などの廃棄物を製品化することで、回収を進めたいとのアイデアもある。
・コロナ危機が雇用に影響を与えるなか、回収事業の拡大は新たな雇用機会を提供する可能性もある。
・スリランカ国内では、主要なスーパーマーケットや公的施設に300か所以上のプラスチック・ペットボトル廃棄物の回収ボックスが設置されており、分別処分の強化が必要。

Kida
Kida

廃棄物関連記事を2本。
都市化進めばゴミ問題。
分別が問題、とした
記事は以前にもあり。
【参考】
2021年4月30日のニュース

ポイ捨てしちゃってる
から、分別徹底までの
道のりはなかなか。。。
掃除やゴミ捨ては
その係の人がやる、
自分がやることじゃ
ない、ってマインドも
ありそう。

日本ってすごいな、
と純粋に思います。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

ジワリとくる。

ストゥティ! (ありがとう!)

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