アーユーボワン!
こわ。。。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 12,187人(前日比 443人増)、
死者 24人(前日比 1人増)。
大統領は、閣僚や保健従事者を含めた
国民皆が、日銭労働で働く人々の
経済状態を理解しなければならず、
コロナウィルスの治療法が発見されるまで
国を閉鎖し続けることはできないと述べた。
政府医療専門家委員会(GMOA)は、
国内のコロナウィルス感染者を追跡する
GPS マッピングの導入を求めているが、
これを保健省が進めておらず、同省の
技術委員会から抜けると決定したと発表。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
日給現金収入の低所得者層の
生活影響から全国ロックダウンは
できません、との発表。
GMOAとやらは主張が通らない
から抜ける、とかそんなこと
言っている場合ではないような。
知らんけど。
スリランカのビジネスニュース
政府は、外出禁止による自宅検疫対象
地域の低所得層家庭への食料支援に
73億ルピー(約 44億円)を準備。
参考:11月3日のニュース
11月4日(水)短期国債オークション実施。
400億ルピー(約 240億円)を募集、
190億ルピー(約 114億円)のみの落札。
2週連続の募集額割れ。
<利回り>
3か月もの:4.57%、6か月もの:4.69%、12か月もの:4.96%
中央銀行の発表によると、
2020年9月末の全公的準備高は、
2019年末の76億米ドルから
67億米ドルに減少。
輸入額の 4.6か月分、
短期債務の 49%をカバー。
国外出稼ぎ労働者による送金は
スリランカ経済・外貨に大きな役割。
しかし、コロナ禍がこれを変える可能性。
・労働当局によると、コロナ危機後、国外14か国で約2万人の移民労働者が失業し、他の労働者も多くが大幅な減給を経験。
2020年10月までに約 4万人のスリランカ人労働者が送還され、さらに約 5.2万人が送還を待つ。
・中央銀行によると、2019年の出稼ぎ労働者からの送金額は 67億米ドル。GDPの8%、輸出収入の56%、輸入支出の33.6%、貿易赤字の83.8%に相当。
11世帯に1世帯が、月平均 4万ルピー(約 2.4万円)の送金を受けている。
・世界銀行は、2020年のスリランカへの送金額が 9%減少すると予測。
一方、中央銀行のデータは、2020年1月〜9月の送金額は、前年同時期比 6.7%増を示す。
コロナ危機により 3月〜5月の送金額が減少した一方、7月は前年同月比 12.2%増、8月は同 28.2%増を記録。増加の原因は不明だが、ロックダウン期間中の未送金分の一斉送金、本帰国に向けた資産全額の送金の可能性。
・出稼ぎ労働者の送還には、帰国時の検疫宿泊施設、PCR検査、陽性反応時の治療施設を準備する必要があり、これが送還者数を制限。
国内検疫施設は96か所、約10,250人の上限。病院は12か所、1,552床。
・さらに、送還が進んだ場合、帰国労働者の労働市場への組込みが課題。スリランカの失業率は、2019年第4四半期末の4.5%から 20年第1四半期は 5.7%に上昇。
政府は帰国者に適切な技能訓練・社会復帰プログラムを策定する必要がある。
・コロナ危機の終焉を見据え、出稼ぎ労働者のスキル向上は、マクロレベルでスリランカに利益をもたらす。例えば、世界には介護労働者の巨大な市場があり、国内需要にも目を向けつつ、労働者を提供できる。
2018年には出稼ぎ労働者の 55% が未熟練労働者やメイド、79%以上が西アジアに渡航。熟練労働者の増加が必要。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
スリランカのマクロ経済構造に
大きな意味を持つ出稼ぎ労働者。
外貨獲得・準備高の減少も進む
なか、海外での出稼ぎも難しく。
出稼ぎに限らず国内労働者も、
技能スキル、職業倫理の向上に
向けた取組が必要、と。
政府は、コロナ危機の影響を考慮し、
2019年度の所得税の納税申告期限を
2021年2月28日まで延長。
当初期限の 2020年11月30日から延長。
コロンボ中心部 マリガワッタ地区での
低所得者層向け住宅建設を開始。
16階建のビルに、51㎡ の住宅 700戸。
総工費は 4億ルピー(約 2.4億円)で、
アジアインフラ投資銀行(AIIB)が資金援助。
2年半以内に建設を完了、住民に引渡し予定。
コロンボ市中心部で建設中の
50階建ツインタワー Capitol TwinPeaks が、
ニューヨークで発表された
Luxury Lifestyle Awards 2020 を
「ベスト・ラグジュアリー
複合施設開発部門」で受賞。
Capitol TwinPeaks は、
ラグジャリーアパートメント・商業施設を
提供し、2021年6月完成を予定。
大手ゼネコン Sanken グループ の一員、
Capitol Developers Ltd が開発中。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
政府が資金をつけて進める
低所得者層向け高層住宅と、
民間投資で進めるラグジャリー
向け複合高層住宅。
建設部門は仕事がありますねぇ。
政府は、米の小売価格の上限額を決定。
サンバ米 94ルピー(約56円)/kg、
ナドゥ米 92ルピー(約55円)/kg など。
政府は、6万トンの肥料を輸入。
これからの作付けシーズンに向け全国に配布。
今週末に次の輸入肥料が到着予定。
一方、今週の閣議で政府は、IT技術機関の
協力も得て、肥料の生産流通方法改善を決定。
肥料の適切な質と量の使用、
サプライチェーン管理が必要としている。
参考:11月4日のニュース
日本で NewsPicks や SPEEDA など
経済情報サービスを提供する
株式会社ユーザベース は、
2016年にスリランカオフィスを開設。
SPEEDA の海外リサーチ拠点の一つとして、
人工知能・IoT・ヘルスケア・教育など、
様々な市場や業界のレポートを発行。
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ユーザベース???
と思って記事を読んだら、
あのユーザベースでした。
そんな前からスリランカに
オフィスがあるんですね。
先見の明、と言えれば、
既にスリランカにいる
我々だって先見の明!
スリランカのポリティカルニュース
第20次憲法改正により、憲法審議会から
変わった国会審議会の初回会合を開催。
首相、野党 SJB の プレマダーサ党首、
首相指名者や野党党首指名者などが出席。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
マジかこれ。
ストゥティ! (ありがとう!)
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