ニュースで知るスリランカ 〜 2020年5月5日

軟禁生活46日目。ビバ、子どもの日!

昨日は訳ありで外出を敢行。やんごとなき用事で警察署までテクテクと往復。

記事の中でまたふれますが、、、なぜかそれなりに車もバイクも人通りもある。。。
警察署まで片道30分ほど歩くも、警察官の真ん前を通っても特に呼び止められず。甘々なのでは???

「買い物なんてできちゃわないか?」なんてあわよくばのヨコシマな思いは決してなく(キリッ)、あくまでも読者の皆さまへの情報提供のために(←重要)、スーパーをチラ見。
クローズしてまして、加えて、ガラス戸全面を見えないようにカバー。モノがあることがわかると襲われるもんね。防犯対策。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝の時点で、スリランカ国内の感染者 751人(前日比33人増)、死者 8人(前日比1人増)。
感染者増の 33人中、31人は海軍基地の兵士、もう 2人はその親族。久々に死者も。

5月4日のニュースでお知らせしました「外出時の下一桁ルール」は 5月11日から、と発表。「いつから」ははよ言え。。。

冒頭のコロンボ市街の様子ですが、食料など必需品の販売継続のため外出許可を取って運営を続けている方によると、昨日(5月4日)は、外出者や車通りが急に増えていたそうで、渋滞が発生したほど。
週末の「外出時の下一桁ルール」を聞いたスリランカ人たちが、混乱と(あわよくばの)期待で出てきた可能性大。(ワタシは違います。。。たまたまです。。。)
街中の警備も甘い印象だし、だいぶ緩んでるな。。。

保健当局高官は、コロナウイルスにより想定される死者と、遺体を収容できるボディバッグ 1,000個を注文したことには、因果関係はないと釈明。
政府が発注したってなったら、「そんなにすぐ死ぬの???」となるよね。。。

中部ダンブッラで兵士が突然死亡。コロナ感染を恐れ 30分間誰も近寄らず放置。
怖がってるのに外出禁止と三密禁止は守らない。

旅客交通管理担当大臣は、5月11日の外出禁止解除以降、公共交通機関は保健・治安当局のヘルスガイドラインを厳守しなければならないと言及。

インドに来週のスリランカの姿が。。。バスも電車も絶賛三密展開中、になるだろう。

スリランカもインドも、お酒については、
ライセンスや税金が厳しかったり、寺院の近くではお酒の提供ができなかったり、お酒を出せるレストランが限られていたり、
と社会・文化的にお酒はよろしくないもの、との前提があります。
(インドでは、お酒が禁止されている州があったり、一定の幅以上の大通り周辺では酒を売れなかったり、との規制があります。)

なのに、、、外出禁止が解除されてまず大行列が報じられたのは、スリランカもインドも酒屋。ダメ人間は正直。

文化・宗教の背景は尊重すべきなんですが、「なぜ?」の視点が抜けた規制・慣習が継続されている分野があって、それが既得権益につながっているように思います。厳しい制限ゆえにニーズを生んでいるというか。

酒類はあくまで一部分で、非合理・非効率な慣習・偏見に基づく運営がまだまだあるので、そうした部分の改善などもビジネスにつながっていくような気がしています。
私個人としては、女性の社会進出・雇用促進への社会・文化的偏見が大きな課題と思っています。

スリランカのビジネスニュース

大統領は、非同盟諸国(NAM)オンライン首脳会議で、コロナ禍の経済危機への対応のため、財政が脆弱な国への債務救済を求めた。

有識者の一人、グナセカラ博士は、約70%を占める「経済の周辺部」の人々の生活水準向上が重要で、天然資源の枯渇が始まっている南アジアでは、持続可能な農業・漁業・再生可能エネルギーへの投資を重視することが必要と強調。再生可能エネルギーへの投資は貴重な外貨を節約し、必需品の他国への依存度を下げることになるとも。

スリランカのアパレル縫製大手、Brandix 社 は、インド・バングラデシュの工場で個人用防護具(PPE)を生産。スリランカの工場ではすでに、取引先の世界的ブランド向けに綿マスクを生産中。

Brandix 社は世界に生産・営業拠点を展開する巨大アパレル縫製企業。6万人以上の労働者を抱え、スリランカ輸出開発委員会(EDB)による、2018/19年の「年間最優秀輸出企業(Exporter of the Year)」を受賞。

スリランカのパーム油産業。
以前は 20,000 ha あったパーム油の栽培面積も、今は 約 9,000 ha。輸入パーム油には関税がかけられることから、パーム油を原料とする事業者のコストが上昇。国内栽培関係者は、政府が栽培許可を出せば、輸入品の代替として収量を増やし、外貨セーブにも役立つと指摘。

自由に作付けを増やせるわけではないのね。

オーガニックのキングココナッツウォーター。電解質ベリーマッチ。

こういうオーガニック&栄養満点健康ドリンク、が国内外で流行るといいなあ。パッケージもポップにして。
スリランカのちょっとイケてる飲み物って、必ずビン詰なのよね、重い。。。

スリランカのポリティカルニュース

首相主催、前国会議員との会合。

野党がほとんど欠席するなか、タミル国民連合(TNA)のみ出席。
「TNA が愛国政党となったレアな機会」との投稿。確かに。。。

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

どゆこと???

軟禁生活は続く。

ストゥティ! (ありがとう!)

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