経済ニュースで知るスリランカ 〜 2021年12月30日

アーユーボワン!

昨日12月29日(水)午後、
スリランカ北東部沖300kmの地点で地震発生。
マグニチュード4.3、津波の心配はなし。

Kida
Kida

インド洋津波から17年。
【参考】2021年12月26日のニュース

スリランカ近辺でも地震があるんですね。
ニュースで出てくるとドキッとする。

スリランカのコロナ関連ニュース

今朝時点、スリランカ国内の
感染者586,183人(前日比 419人増)
死者:14,944人(前日比 21人増)

*感染者数には12月前半の報告漏れ 1,178人分を含む。

スリランカのビジネスニュース

中央銀行は外貨準備高の増加について声明を発表。
【参考】2021年12月29日のニュース

【同声明の概要】
・12月22日に発表した声明のとおり外貨が流入する見込みで、現時点での外貨準備高は約31億米ドル。21年末までこのレベルを維持する見込み。
【参考】2021年12月23日のニュース
交渉中の複数の方策により、22年1月初にさらなる外貨が流入する見込み。
・直近に確実に外為が流入する状況のなか、一部格付け機関が性急で不可解な格下げを決定し、投資家に不要な損失を生じさせたことは残念。不当で疑わしい格付けにより、期待された外貨流入で不当に遅れることになったものもある。

中央銀行が保有する財務省証券(国債)在庫は1.9兆ルピー(約9,500億円)に。
12月中旬に1.8兆ルピー(約9,500億円)を超えたと報じられていた。
【参考】2021年12月17日のニュース

政府・連立与党内で 国際通貨基金(IMF)への支援要請に意見が割れるなか、
アマラウィーラ環境大臣は支援要請を支持、
国営 スリランカ航空 の売却の可能性にも言及した。

同大臣は SLFP 所属。SLPP との対立が深まっている。
・グナワルダナ貿易大臣はIMFに支援を要請した場合、肥大化した公共部門の削減、財政赤字の縮小、国営企業の黒字化、燃料と電力の値上げを求めるだろうと述べている。
【参考】2021年12月13日のニュース

【アマラウィーラ環境大臣の発言】
・IMFが提示する条件をすべて受け入れる必要はないが、IMFに行くしかない。他に選択肢がない。
我々は一部の国有企業を手放さなければならないかもしれない。例えばスリランカ航空が出す莫大な損失は、航空機に一度も触れたことのない国民が負担している。

Kida
Kida

政府内閣僚から明確に要望。
財務省や中央銀行は対策を示せておらず、「ほかに選択肢がない」ですよね。

1月5日(土)から、バス乗車の最低運賃を3ルピー(約1.5円)値上げ。
最低運賃が14ルピー(約7円)から17ルピー(約8.5円)に。

最低運賃部分以外の運賃を17%値上げ。

石川さんの解説

JICAの支援による地上テレビ放送デジタル化事業が開始。
開始式にはアラハッペルマ・マスメディア大臣、水越大使らが出席。

ウクライナの航空会社 SkyUp Airlines は、
キエフ 〜 ハンバントータ・マッタラ空港間のチャーター便を就航。
2022年3月17日まで、週4便を運行する予定。

スリランカのポリティカルニュース

首相は、1月2日(日)から予定していたドバイ訪問を中止。
ドバイ万博への出席を予定していたが、
経済危機など国内問題の深刻化から出張を中止。

Kida
Kida

連立与党内のあれこれ、がありそうな↑↓両記事。
IMF関連での環境大臣の言及も、ですねぇ。

ナナヤッカラ水供給大臣は、
自分もウィーラワンサ産業大臣もガマンピラ・エネルギー大臣も、
政府や大統領を見捨てることはなく、政府から離れるつもりはないと述べた。

大統領は3人に、政府の決定に反対するのであれば辞職するよう求めていた。
【参考】2021年12月28日のニュース

人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)

婿殿ちっちゃ。

ストゥティ! (ありがとう!)

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