アーユーボワン!
筆者のマンション「住人からコロナ感染者を確認」と貼り紙。
近づいてきてますねぇ。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝時点、スリランカ国内の
感染者:597,035人(前日比 688人増)
死者:15,218人(前日比 7人増)
スリランカのビジネスニュース
ガマンピラ・エネルギー大臣は、
国営 Ceylon Petroleum Corporation (CPC) は米ドルが準備された場合にのみ
国営 セイロン電力公社(CEB) へ燃料を供給すると電力省に伝達。
同大臣はまた、CPC も深刻な外貨危機に直面しており、
外貨支払いなしでは緊急の燃料要請には応じられないと述べた。
ロクゲ電力大臣は、CEBの代替の燃料調達手段として、
インド系石油企業 Lanka IOC PLC (LIOC) からのファーネス油の調達を検討していると述べた。
自国の国営企業同士で自国通貨では取引できず。インドを頼みの綱に。
苦しむのは停電に見舞われる一般庶民。
雇用者向け年金保険積立機関(EPF)は、
その資産 3.3兆ルピー(約1.7兆円)の 3%を株式に投資。
中央銀行は、
EPFの株式ポートフォリオの評価額は1,120億ルピー(約580億円)となり、
280億ルピー(約140億円)の含み益を持つと発表。
上場・非上場の両方の株式が含まれるようですが、
コロンボ証券取引所(CSE)の時価総額が2兆円超、くらいなので、
その5%前後を保有している、というくらいでしょうか。
コロンボ・バンダラナイケ国際空港の到着ロビー。
大混雑らしい。
世界的な債務問題の専門家 ブックハイト(Buchheit)博士が、
スリランカの経済危機と債務問題への取組みを語った。
同博士は、史上最大の政府債務整理となった
イラク(2005〜08年)とギリシャ(2012年)で
政府へ助言する法務チームを率いた経験を持つ。
【同博士の発言】
・債務問題の改善に向けた財政プログラムは「不愉快」なものである程度の痛みを伴う。
課題は、その国の政治指導者が改革を進める政治的スタミナを持つかどうか。
・スリランカが自問しなければならない課題は、今後2~3年以内に実施可能な財政再編調整計画があるかどうか。この文脈で 国際通貨基金(IMF) への救済支援を求める選択肢を評価分析する必要がある。
・政府が明確な方針を持ち、包括的な改革を実施する体力がある場合に限り、二国間パートナーからの借入を進めることも可能。
・債権者は二国間であれ商業機関であれ、ある重要な問題に関心を持つ。 それは「誰と痛みを分かち合うか」。その国の痛みのうち、どれだけを国民が負担し、どれだけを債権者が負担するかということ。
・商業債権者の場合、提案された債務再編が必要なのか、提案された条件がその国が実際に必要とするものと釣り合っているのかを問う。国民と債権者の両方が、自分が不当に多く負担を負っていると言うことになり、難しいプロセスになる。
・この懸念を和らげ、このプロセスを進める技術的専門知識と政治的正当性を持つ世界唯一の組織がIMF。
世界には IMF を介さずに債務再編に着手した国も少なくないが、IMFの関与が有用かと問われれば、答えは「イエス」だろう。
・格付け機関の格下げは懸念材料にすべきではない。近い将来に国際ソブリン債を追加発行するのであれば大きな懸念になるが、スリランカがその立場にあるとは思えない。
「政治的基盤が強い政府が国民に痛みを強いる政策を続けないとダメで、
それができて明確な方針がある場合だけIMF以外の選択肢もある」
ということ。
明確で納得感のある記事でした。
ということで、、、
今の政府の方針ではダメ、と言われてるのですね。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
目には目を。
ストゥティ! (ありがとう!)
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