アーユーボワン!
来週まで暑いよー、と。
スリランカのコロナ関連ニュース
今朝の時点で、スリランカ国内の
感染者 93,772人(前日比 177人増)、
死者 588人(前日比 2人増)。
スリランカのビジネスニュース
国際通貨基金(IMF)が2021年の
世界の経済成長予測率を発表。
スリランカのGDP成長率を 4.0%と予測。
2020年10月時点の予測 5.3%から低下。
・IMFによる南アジア地域主要国のGDP成長率見込み。
インド:+12.5%超
バングラデシュ:+5.0%
パキスタン:+1.5%
スリランカ:+4.0%
・2021年のスリランカのGDP成長率予測を、中央銀行は6.0%、世界銀行は3.4%としている。
【参考】2021年4月1日のニュース
2021年第一四半期の
コロンボ株式市場(CSE)は、
2020年第一四半期比で
株式指数(ASPI)が55.5%上昇。
2021年1月中に30%の大幅上昇。
一方で2月と3月は下落した。
・時価総額:同比 46.2%増の 3.11 兆ルピー(約1.87兆円)
・売買高:同比 518%増の3,244億ルピー(約1,946億円)
・株価収益率(PER)(4月1日時点):14.98倍
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は、
IMFが検討する特別引出し権
(SDR)と呼ばれる外貨調達枠の
拡充において、約8億米ドル相当の
準備金の割当てを受ける資格が
あるはずだと述べた。
IMFはSDRを通じて6,500億米ドル
程度を新規に配分する見通し。
【日経新聞記事】IMF、外貨調達枠を拡大検討 途上国支援を強化
コロンボ市内で建設を計画中の
高架鉄道 4路線のざっくり図。
【参考】2021年4月1日のニュース
政府は、南部マッタラ空港を
コロンボ・バンダラナイケ国際空港
と同等の主要空港とすべく、
5か年開発計画を推進。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
記事中では具体策は
「免税店」しか触れられて
いませんが、、、
南アジアのハブとなる、
ハンバントータ港と一体で、
のパワーワードはあり。
2021年2月の車両登録台数は3,558台。
前年同月の31,402台から大幅に減少。
輸入禁止が続く中古車はうち125台。
カブラール 金融・資本市場・
国営企業改革担当大臣は国会で、
過去の自動車輸入を報告。
【同大臣の発言】
・前政権時の2015〜19年の間、103か国から251万台の自動車を輸入。総輸入額1.2兆ルピー(約7,200億円)。
・政府はコロナ対策と経済安定のため、自動車の輸入禁止を決定。
・2021年後半には輸入禁止を再検討する。輸入禁止措置を緩和する際には、電気自動車の輸入を重視する。
同大臣は国会で、2022年末までに
タイルの国内需要の80%以上を
国内生産でカバーできるように
なると述べた。
輸入制限によりスリランカ国内の
タイルの在庫が急減、価格の高騰が
指摘されている。
【参考】2021年3月13日のニュース
紅茶とスパイスをはじめとする
農業分野の輸出の可能性、
課題と今後の取組みなどの寄稿。
・スリランカの農業輸出は限定的。紅茶が53.3%、ココナッツが24.3%、スパイスが12.4%。いずれも世界の輸出に占めるシェアは低い。
・International Trade Centre の「輸出ポテンシャルマップ」によると、スリランカからの輸出ポテンシャルが最も高い農産品は紅茶とスパイス。
潜在輸出額と輸出実績額の差は、紅茶が7.8億米ドル、スパイスが4.5億米ドル(シナモン:2.0億米ドル、コショウ:1.5億米ドル、クローブ:0.5億米ドル)。合計12億米ドルの開発の余地がある。
・紅茶輸出額(2019年)は13.5億米ドル。主要輸出先(2020年)は、トルコ、ロシア、イラク、イラン、中国など。
輸出成長の可能性が大きいのは、アメリカ、イギリス、ロシア。
・スリランカ産スパイスは世界最高品質。輸出額(2019年)は3.1億米ドル。主要輸出先は、インド、メキシコ、アメリカ、ドイツ、ペルーなど。
輸出成長の可能性が大きいのは、インド、アメリカ、バングラデシュ。
・生産における課題は、紅茶では低生産性、高コスト、労働力不足、気候変動など。スパイスでは、加工段階での保管や品質維持の不備、不安定な価格。
・マーケティングや輸出段階の課題は、スパイスでは古いマーケティング手法、トレーサビリティー欠如、品質不足。紅茶では、製品レンジや付加価値の欠如、伝統的バイヤーへの依存、デジタルマーケティングプラットフォームの欠如など。
・農業輸出部門の成長で利益を得るため、生産性向上、コスト減、多様な高付加価値製品の整備などが必要。デジタルマーケティングプラットフォームやブロックチェーン技術の活用により、製品のトレーサビリティーを確保することができる。
・輸出品の国際競争力向上に健全なマクロ経済政策が必要。関税の合理化簡素化、輸出業者への融資を容易にする金融支援強化など。規制など国内障壁を取り除く必要がある。
![Kida](http://www.yasumitsukida.com/wp-content/uploads/2020/04/dfuSPgad_400x400.jpg)
現状から増加する可能性、
となるとある程度実績がある
作物になって、目新しくは
ない内容ではあります。
作物品種としては価値が高いが、
加工工程が悪くて品質ダメ、
高付加価値をつけられない。
新作物で量を増やすとしても
品質を維持しての拡大は至難。
このループだなぁ。
製造業も大変だし。
スリランカのポリティカルニュース
連続爆破テロ事件への
大統領調査委員会(PCoI)が
提出した同事件の調査報告書を
精査する内閣委員会の
チャマル・ラージャパクサ委員長は、
「関係当局が行動していれば
テロ事件を防止する機会は
何度もあった」と述べた。
【同委員長の発言】
・(2018年12月に起こった中部サバラガムワ州ケガーレ県の)マワネラでの仏像破壊に関与した数人がテロ事件の犯人となっており、その時点で警察は対処すべきだった。
テロ事件に関わった実業家のイブラヒムに資金を提供していた人たちも、テロ攻撃の計画を知っていながら当局に通報せず、テロ事件に加担した。
・委員会は犯人を特定し、このような事件が二度と起こらないようにする。委員会の提言は司法省に伝達しており、証拠を調査したうえで容疑者に必要な措置を取る。
ウィーラセカラ公安大臣は、
内閣委員会最終報告書の検討の結果、
連続爆破テロ事件の首謀者は
ナウファー・モウラヴィだとの
結論に至ったと述べた。
同大臣は、モウラヴィはカタールを
拠点に活動、実行犯のザハランや
信者を洗脳して攻撃実行を促していた
ことが明らかになったと述べた。
人生にはムダも必要、な情報(今日のムダ)
大事にしてあげてください。
ストゥティ! (ありがとう!)
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